【管理栄養士が教える】飲み会シーズンの朝にピッタリ!胃腸を休める「トマト豆乳リゾット」レシピ
飲み会シーズンが続くこの季節、毎週末になればお酒を飲んでいる機会が増えていませんか?お酒やお酒に合う料理は、普段の食事と違って体に負担をかけるものも多くなります。みんなと顔を合わせて飲むお酒を楽しみつつ、翌日の体のケアも忘れないようにしましょう。今回は飲み会の次の日におすすめなリゾットレシピをご紹介いたします。
年末になり、会食や忘年会が続くシーズンがやってきました。大切な人とのお酒や料理に舌鼓するのはいいですが、しっかり楽しんだ翌日は体ケアをしてあげましょう。今日は飲み会の次の日に意識したい食事内容や、おすすめのリゾットレシピをご紹介いたします。
飲み会の次の日に意識したい食事
水分をしっかり飲む
ビールやハイボール、焼酎など、アルコールには利尿作用があるため、体内の水分が必要以上に奪われてしまいます。いわゆる脱水症状が起こると、体がだるくなる、集中力が下がる、頭痛などの体の不調が起こる可能性も。できればお酒を飲んでいる時から水をしっかり飲んでほしいですが、寝る前や翌日の水分摂取を心がけるだけでも変わります。また、冷たい水だとお腹を冷やしてしまうので、できれば常温や白湯を飲むようにしましょう。
ビタミンB群が豊富な食材を摂る
アルコールを分解するためにはビタミンB群(特にビタミンB1)が必要になります。また、おつまみに食べる食事の代謝を促すのもビタミンB群。しっかりと必要な栄養素を補い、アルコールの分解を助けましょう。今日紹介するレシピにメインで使っているオートミールには、ビタミンB群が含まれているので、飲み会の翌日の食事におすすめです。
オートミールでトマト豆乳リゾット
材料
●オートミール 40g
●豆乳 180ml
●トマト 1個
●しめじ 50g
●塩 1.5g
●胡椒 少々
●パセリ 少々
作り方
①鍋にオートミール、豆乳を入れて、弱火で温める。
②トマトは細かくカット、しめじは手で割いて食べやすい一口サイズにする。
③鍋にトマトとしめじを入れて、トマトが崩れるまで弱火で温める。
④塩、胡椒で味を整える。
⑤お皿に盛り、パセリをトッピングして出来上がり。
レシピのポイント
オートミールは食物繊維が多く、消化に負担をかけると言われますが、リゾットのようにトロトロにすることで消化しやすくなります。食べる時は水分を一緒に入れて加熱し、食べやすい方法で食べるようにしましょう。
また、脂質は胃腸の中の滞留時間が長く、消化に負担をかけてしまいます。そこで、牛乳ではなく豆乳でリゾットを作ることで脂質を抑えめにし、胃腸に負担をかけないメニューになります。お鍋ではなく電子レンジでも簡単に作ることができますので、ぜひこれからの飲み会シーズンを乗り越えるメニューとして取り入れてみてくださいね^^
AUTHOR
河原あい
フリーランスライター。福岡出身。管理栄養士免許取得後、環境系大学院博士課程にて乳酸菌の研究中。プラントベース・ヴィーガンな栄養学、インナーケアに関する記事の執筆と、腸内環境を整えることの大切さをSNSにて発信している。
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