みるみる変わる!食後のお腹ぽっこりを凹ませるクロスエクササイズ
「ご飯を食べた後にすぐにお腹が出てしまう」そんなお悩みを感じていませんか?食べてすぐにお腹が出ると見た目だけでなく、ズボンやスカートがきつくて苦しいですよね。食べた直後からすぐにお腹が出てしまう原因はお腹の筋肉が弱いから。今日はお腹の筋肉をコルセットのように育て、食後のぽっこりお腹を解消するエクササイズをご紹介します。
食後のぽっこりお腹の解決には「お腹の筋肉」と「姿勢」が鍵
お腹は肋骨と骨盤の間の部分に位置し、背骨以外の骨がありません。背骨以外の骨がない=お腹周りの筋肉以外にウエストを支えるものがないということ。腹部の筋力が弱いと胴回りを支えるものがなく、食べたものがすぐ前にせりでてしまうのは自然なことなのです。
また、食べた直後からお腹が出てしまうくらい腹筋が弱い方は、腰に寄りかかるような姿勢をしている可能性が高いです。お腹が弱いと腰に負担がかかり腰痛の原因にもなります。お腹周りの筋肉を鍛え、腹部を安定させていきましょう。
ぜひ鍛えておきたい「腹斜筋」とは?
今回アプローチしたいのが、お腹を斜めに走っている腹斜筋という筋肉です。お腹をクロス方向に鍛えることで、腹斜筋の筋力アップができます。繰り返しエクササイズを行うと、筋肉のコルセットができるようなイメージで筋肉がついてきます。こうなると、お腹周りが安定し、食後のぽっこりお腹を解消できます。
加えて、食後のぽっこりお腹が気になる人は普段から良い姿勢を心がけてください。特に猫背はNGです。良い姿勢をキープすると体幹が円柱の形になり、お腹周り・胴回りの筋肉が常に使われている状態になります。「姿勢を崩したい!」と思ったら、お腹の筋力が使われているサインです。お腹のエクササイズに加えて姿勢を良くしたら、もうぽっこりお腹にはなりません。ぜひ併せてやってみてください。
みるみる変わる!食後のお腹ぽっこりをへこませるクロスエクササイズ
やり方
1)仰向けになり、左足は膝を立て、右手は頭の後ろへ置きます。
2)右肘を左の太ももにつけるようにして、クロス(対角線状)でお腹を縮めます。
3)お腹を縮めたら、また仰向けに戻ります。この動作を10回連続で行いましょう。その後、反対クロスも同様に行ってください。お腹に効いている感覚がない場合は、2)の状態で息を吐きながら5秒キープしてください。
▼ 詳しい動きを動画で見たい方はこちらから ▼
AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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