膝がこわばる、あぐらが苦手…体がめちゃくちゃ硬い人でも大丈夫!前ももを使って二段階でゆるめるワザ

 膝がこわばる、あぐらが苦手…体がめちゃくちゃ硬い人でも大丈夫!前ももを使って二段階でゆるめるワザ
Getty Images

「膝を曲げようとするとこわばりを感じる」「体育座りやあぐらなど膝を曲げた状態で床に座ることが厳しい」そんな"とにかく膝が硬い""体が硬い人"におすすめのストレッチをご紹介します。このストレッチをやることで、膝のこわばりが少しずつ取れて、前ももを気持ち良くゆるめることができます。ストレッチは二段階の構成なので、無理せず、イタ気持ちよく筋肉が伸びている感覚を大切にして行いましょう。

広告

膝がめちゃくちゃが硬い人に知ってほしい!膝のストレッチ2つのポイント

膝が硬い人が可動域を広げ、柔らかくするためには2つのポイントがあります。1つ目は自分の体重を負荷にしてひざの関節を曲げていくこと。膝は歩く時、階段を登る時、重いものを持ち上げる時、バランスを取る時など、いろいろな動作に使われており、衝撃の耐性がある強い関節です。強いからこそ、膝をただ動かしたり、曲げ伸ばしするだけでは可動域は広がりません。無理のない体勢で、自分の体の重さを使って膝の関節に負荷をかけていくことが大切です。

もう1つ大切なポイントは、関節の可動域を広げると同時に、前ももの筋肉をストレッチすること。膝は、伸ばすと前ももに力が入り、曲げると前ももがゆるむ構造になっています。けれども膝のこわばりがある人は、膝を伸ばしても曲げても前ももの筋肉がずっと硬直したままになっているのです。前ももの伸び縮みが良くなることで、膝の関節が動かしやすくなります。

今日ご紹介するストレッチは自分の体の重さを膝にかけるような体勢で、膝を曲げる状態をキープし、同時に前ももの筋肉もストレッチします。膝以外の股関節や足首のストレッチも同時に行うので、膝を曲げるための補助としての役割にもなります。
二段階構成なので、無理なくストレッチを行うことができます。このストレッチを行うことで、今よりももっと膝を動かしやすくなること間違いなしです。

めちゃくちゃ硬い人向け!ガチガチ膝&前ももをゆるめる二段階ストレッチ

【一段階目】
1)立ち膝になります

この時、足の指を床につけてください

膝ストレッチ
photo by Minami Ito

2)お尻をかかとの上に乗せて膝ストレッチ
かかとに体重を乗せてください。傾斜ができて、膝の関節を無理なくストレッチできます。さらに、前ももの筋肉が伸びていると良いでしょう。息を吐いて10秒間キープしましょう。この時点で体勢がきつい方はここで終了してください。

膝ストレッチ
photo by Minami Ito

【二段階目】
3)後ろに手をついて、さらに膝&前ももストレッチ!

より負荷をかけてストレッチしたい場合は、後ろに手をつきましょう。息を吐いて10秒間キープ。前ももや膝が突っ張って痛いという方は、まずは一段階目に慣れてからやってみてください。
段階を追って、イタ気持ちよさを大切に無理なくストレッチを行いましょう。

膝ストレッチ
photo by Minami Ito

▼動画で見る▼

広告

AUTHOR

伊藤みなみ

伊藤みなみ

日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

膝ストレッチ
膝ストレッチ
膝ストレッチ
膝がこわばる、あぐらが苦手…体がめちゃくちゃ硬い人でも大丈夫!前ももを使って二段階でゆるめるワザ