ひざ裏をほぐすだけでメリットたくさん?【30秒揺らすだけ】簡単ひざ裏ほぐし
年齢を重ねるにつれて痛みがでやすい、ひざ。日中座っている姿勢が長く、ひざが伸ばしにくいなんてことはありませんか?膝関節に痛みが出ないように、ひざのポジションは整えておきましょう。
骨と筋肉は腱で繋がれていてひざ周辺の筋肉が縮んだり伸びたりすることで膝関節を動かしています。スネの上に大腿骨がまっすぐ乗る状態が良く、ひざが曲がりすぎている状態も、反るくらい伸ばしすぎている状態も良くありません。
ひざ裏が硬いデメリットは
ひざ周辺の筋肉の伸び縮みにより、ひざの曲げ伸ばしが可能になりますが、ひざ裏の筋膜が癒着したり筋肉が硬くなったりすると、ひざに違和感や痛みが出やすくなります。また、ひざが伸ばしにくくなることで骨盤の歪みや姿勢不良も招きかねません。さらに、ひざ裏では太ももやふくらはぎの多くの筋肉が交わっているため、癒着が強いと身体の柔軟性にも大きく影響が出てしまいます。
そこで、今回はひざをトントン揺らすだけの簡単なひざほぐし法をご紹介します。軽く刺激するだけでひざ裏がほぐれて、適切に伸ばしやすくなる方法です。
また、ひざ裏にはリンパ液の中継地点である膝窩(しっか)リンパ節もあるため、ここをほぐすことで老廃物の流れも良くなりますよ。
簡単ひざ裏調整法のやり方
両脚を伸ばして座り、丸めたタオルをひざ裏に入れて両手の親指以外の4本指をひざ裏に差し込んでひざが上下に動くように指で揺らす。15秒~30秒くらい行い、反対側も同様に揺らす。たったこれだけです。
ポイント:脚の力は抜いて、指の力に任せて小刻みにトントンとひざを揺らしましょう。
▼ 詳しいやり方を動画で見たい方はこちら▼
ひざ裏をほぐして膝のポジションが良い位置になると、ほぐした方の脚が長くなり驚く方も多くいらっしゃいます。ぜひ試してみてくださいね。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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