「私、体がめちゃくちゃ硬いから…」そう感じる人にやってほしいたった1つのこと


ヨガに興味はあるけれど「体が硬いから…」と言ってやらないという話をよく耳にします。体を柔らかくするためにヨガに挑戦する人が多いので、最初から体が柔らかい人ばかりではありません。今回紹介するエクササイズを取り入れてぜひヨガを楽しんでくださいね。
体が硬いって恥ずかしい?
SNSなどでヨガに関する投稿を見ていると、「あのポーズをあんなにもカンタンに?!」「どんな体の使い方をしているの?」と感じる難しそうなポーズを見かけますよね。SNSなどで見かけるヨガのポーズは難易度が高いものを紹介していることがあるので、ヨガ=体が柔らかい人向けのものという印象を持たれがちですが、実際は最初から体が柔らかい方ばかりではありません
でも、そもそも体が硬いことって恥ずかしいことでしょうか。考え方によってはこれからどんどん柔らかくなる伸びしろがあるということですよね!体が硬い人こそ成長が分かりやすく、一度ハマってしまうとヨガの魅力から抜け出せないと言います。
頑張りすぎるとヨガ本来の気持ち良さが半減
「体が硬いのは恥ずかしくない」と思っていても、前屈をしていてまわりの人に比べて自分がまだまだなぁ…と感じてしまうと、本当はもうきついのにちょっとでも深めようと頑張ってしまうという方もいるのではないでしょうか?私自身も元々体が硬いタイプなのでとても共感します。でも、頑張りすぎてしまうとヨガ本来の気持ち良さが半減してしまうので要注意です。
前屈のポーズを例にすると、無理して上半身を倒している時、胸の筋肉が縮こまってしまい、呼吸が浅くなりがち。呼吸が浅くなると体が強ばりやすくなるため、さらに柔軟性を高めにくくなります。柔らかくなることを目指しているのに、まわりの視線や恥ずかしさから逆効果のことをしてしまうのはもったいないですよね。
ではどうすれば?
こんなときはプロップス(道具)を活用するのがおすすめ。まわりの人は使っていないのに自分だけ使うなんて…と思ってしまうかもしれませんが、使ったほうが心地よくキープできる上に、柔軟性アップするスピードも上がります。最初は恥ずかしがらずにプロップス(道具)を上手に活用してください!
プロップスはヨガブロックやヨガベルトなど様々なタイプありますが、わざわざ購入しなくてもお家にあるもので代用できる場合があります。
今回は前屈練習をする時のプロップス活用方法をご紹介します。
お家にあるタオルを使って、前屈練習
やり方

1)長めのタオル(持っていればヨガベルト)を用意します。足の裏にタオルをひっかけ、指の付け根にあてます。タオルの端をつかみながら、背筋を伸ばしましょう

2)息を吐きながらゆっくりと前に倒します。この時、頭頂が遠くを通るイメージで、背中が真っすぐな状態をキープします。脚の後ろ側が痛いけれど気持ち良いと感じるところで止まりましょう。
3)頑張れそうであれば、息を吐きながらタオルを短く持ち、さらにストレッチを効かせます。
4)そのまま3~5呼吸キープしてください。
体が硬いことは悪いことばかりじゃない
「早く柔らかくなりたい」と思うこともあると思いますが、体が硬い=体が本来動かせる以上の動きをしてしまうことが少ないため、ケガや体を痛めるといったことは少ないと言われています。実は体が硬いことにもメリットがあるんです!体が硬いと悩んでいる人は今の自分の体のコンディションと向き合いながら、理想の状態へ少しずつ近づいていきましょう。
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