【ダウンドッグが苦手な人必見】初心者でも体の硬い人でもマスターできる「立ったまま」練習法
ヨガをしたことがあればご存知の多い人も多い「ダウンドッグ」。ストレッチ効果が高く、おすすめのポーズの一つです。今回は「ダウンドッグが難しい」とお悩みの人に、立ったままできる練習法をご紹介。壁や椅子を使ってできるので、体が硬い人や頭を下げるのが苦手な人にもおすすめです。
下向きの犬のポーズ「ダウンドッグ」
「下向きの犬のポーズ=ダウンドッグ」は、サンスクリット語では「アドー・ムカ・シュヴァーナ・アーサナ」と言います。ヨガのクラスを受けたことがあれば知っている人も多いでしょう。とてもメジャーなポーズですがコツをつかむまでは意外と「キツイ」と感じるかもしれません。今回はビギナーや体が硬い人にもおすすめの「きつくないダウンドッグ」をお教えします。頭を下に下げると気分が悪くなる方や、生理の日など、緩めのヨガをしたい日にもおすすめです。
ダウンドッグを成功させるコツ
ダウンドッグの完成形は、手と脚で身体全体を支えながらお尻を持ち上げる姿勢。お尻を持ち上げるので頭も下がり、太ももや膝裏のストレッチ効果も存分にあります。これが「キツイ」と感じる原因でもあります。
壁を使って背中を伸ばす
壁を使い背中を伸ばしていきましょう。膝は曲げたままでOK。力を入れすぎない、頑張りすぎないことがポイントです! 壁があるところなら場所を選ばずできるので、「ながらヨガ」にもおすすめです。
1、両手のひらを開き、顔の正面の高さで壁に付けてます。手幅は肩幅よりも広めにしましょう。
2、息を吸って吐きながら、脚を一歩ずつ後ろへ引いていきます。キツイと感じたら、膝を少し緩めても構いません。
3、胸や腰が反ったり、肩甲骨が沈みすぎないようにしましょう。
4、ひとつ深呼吸をします。
5、脚を元の位置へ戻します。あごを引いて壁に一歩ずつ近づいていきましょう。
6、身体を起こしたら、息を吸って心地良く吐きましょう。
椅子を使いさらに深める
壁を使ったダウンドックできるようになったら、今度は椅子を使います。安定感があって動きにくい椅子を選んでください。頭が床に近くなりますが、壁を使った時と上半身の使い方は一緒です。さらに余裕が出てきたら、膝を曲げた状態から少しずつ伸ばしてみましょう。息は吐きながら行ってください。
詳しい動画はこちらからご覧いただけます。
AUTHOR
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
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