【きつくない体幹トレ】お腹、背中、内もも全部に効く!40代から取り入れたい簡単バランスポーズ
40代以降は、加齢やホルモンバランスの変化により、筋力も体力も落ちやすくなっていきます。そんな時に取り入れたいのは、部分的なトレーニングではなく全身の機能をアップさせるようなバランスポーズ。まずは10秒キープできるか、さっそくトライ!
40代からは全身運動が大切?!
お腹のトレーニングや美脚トレーニングなど、部分的なダイエットや引き締めのトレーニングがたくさんありますが、40代からのトレーニングは引き締めるだけやダイエット目的ではなく、運動機能を低下させないための運動が大切。全身の筋力量が加齢とともに低下し筋肉も付きづらくなるため、筋力の低下によりできていたことができない、すぐ疲れてしまうといった機能の低下を感じ始めます。
一部の筋肉を強化するのではなく、全身の筋肉をバランスよく機能させるためにおすすめなのが、バランストレーニング。歩く・走る・泳ぐなどの全身運動に加えてバランスを保つポーズを加えてみましょう。全身でバランスをキープするようなポーズは、体の使い方に加え、集中力も養えるのでとてもお勧めです。さらに集中しなければポーズが保てないため、心のモヤモヤがある時や考え事をしすぎてしまう時にも向いています。
10秒キープ!バランスポーズにトライ
足の先から指の先まで全身の神経を働かせてバランスをキープするポーズに早速トライしてみましょう。このポーズは、お腹や背中周りの体幹、骨盤底筋、内ももなど、体の中心を使うだけでなく、足先から手先まで神経をいきわたらせるトレーニングにもなります。
① 両手、両足を床(またはマット)につき四つん這いになる
②右手を前に、左脚の膝を伸ばして後ろに持ち上げ、床と平行の高さにキープ。右手の指先と左脚の足先を引っ張り合うように意識し、体を縦に伸ばしバランスをとる
③下腹部に力を入れてお腹を薄くし体幹を安定させたら、マットについている右足を床から5センチ程度持ち上げます。左手と右膝でバランスをキープ
ぐらぐらと体が動いてしまいますが、がんばって10秒間キープしてみましょう。
●ポイント
・お腹を薄くして、下腹部に力を入れやすくします。
・右手の指先と左の足先で、縦に体を引っ張りバランスを保ちます。
・内股を軽く引き締めて、脚同士を中央に寄せるように意識します。
・呼吸を止めないように意識します。
・膝が痛い場合は、マットを折り畳んだり、膝の下にタオルを置いたりします。
詳しいやり方を動画でチェック!
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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