【ファスナーが閉まらない!】身体の中心にあるあの部分を意識するだけ|簡単ツイストストレッチ

 【ファスナーが閉まらない!】身体の中心にあるあの部分を意識するだけ|簡単ツイストストレッチ
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季節の変わり目。去年の服を出してみたものの「あれ、ウエストがキツイ……」なんてことはありませんか? 今回は、お腹すっきりのためのツイストストレッチを伝授。ポイントを抑えながらすることで、短期間で効果を実感できますよ。

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ツイストは実は効果がたくさん

ツイストとはご存知の通り「身体をねじる」動作のこと。デスクワークで腰がつらくなったときなど、椅子を利用して腰をツイストしてストレッチしている人もいるのではないでしょうか。

実はツイストはやり方次第で、もっと効果が期待できるんです! ツイストをする際は、身体の前側と後ろ側、両方の動きを意識してみてください。お腹の筋肉(腹筋群)と背中の筋肉(背筋群)を意識的に使うことて筋力アップが期待でき、お腹周りの引き締め腰痛予防にも繋がります。また、直接触れることができない内臓にも、ツイストすることで外側から刺激を与えることができ、内臓の動きも活性化消化促進便秘改善にも期待できます。

ツイスト
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効果の出やすいツイストの方法とは

布巾を絞ることを想像してみてください。濡れている布巾をただぐしゃっとつかんで絞るのと、きちんとたたんでから両手でねじり絞るのでは、どちらがより水分を減らすことができるでしょうか。ツイストも同じことが言えます。

基本のツイスト

①背骨を真っすぐに伸ばしましょう。そこで大切なのが、身体の中心にある「おへそ」を意識すること。

お尻の少し上にある平らな骨(仙骨:せんこつ)を真っすぐ立たせて、身体の軸を保ちます。

③その姿勢のままひねります。じわじわと内側から絞られ、人によってはこれだけでもキツイと感じるかもしれません。

ポイント

おへそを意識をすることにより、一層ツイストが深められ筋力を使う感覚が分かります。続けるうちに見た目もスッキリしてきますよ! ツイストをしている間は、呼吸を止めないように気をつけてくださいね。

座って行うツイストストレッチ

床に座りながら行うことで腰回りが固定され、腰痛悪化を防ぐことができます。また座ってすることで上半身に意識が向きやすく、正しい姿勢をキープすることができます。

1、正座で座り両手を前に出して、一息吐きます。

2、息を吸いながら、両手を上にあげます。

両手を前に出して、吸いながら上に
photo by Naoko Iwasaki

3、息を吐きながら前ならえの姿勢に戻り、体をツイストします。

※腕から先に動かすのはNG。おへそ→肋骨→胸の順に体をひねり、最後に手を開いていきましょう!

両手を広げたツイストのポーズ
photo by Naoko Iwasaki

4、ツイストをしたらそこで一呼吸分キープ。大きく吸って、大きく吐きましょう。

5、息を吸いながら正面に戻り両手を上にあげて、吐きながら身体の横に降ろしましょう。

詳しい動画はこちらからご覧になれます

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AUTHOR

岩﨑奈緒子

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。



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