【相談】「秋は鼻水がダラダラ、くしゃみが止まらない…」#毒出し保健室
アーユルヴェーダアドバイザーからのアドバイス
原因: 冷たく重いエネルギーが増加している可能性大!
わたしも学生時代は、秋の季節にはくしゃみが止まらなくなったりしたので辛いお気持ちよく分かります!
アーユルヴェーダ的に見てみると、こうしたアレルギーは、体の冷たさや重さのエネルギーが増えて、症状につながると考えられています。
また、相談者さんの場合は、季節性のアレルギー性鼻炎の可能性も考えられます。秋の花粉症、アレルギー性鼻炎の主な原因は、ブタクサ、ヨモギなどの雑草や夏に繁殖したダニの死骸や糞などが原因と言われています。
改善策1: 食べ物/飲み物で改善
体を温めるお食事を摂るように意識してみて下さい。スープや雑炊などがおすすめです。体を温める生姜やにんにく、ターメリック、クミン、コリアンダー、シナモンなどのスパイスはおすすめです。
一方で、アレルギー症状が出ている方は乳製品はNGとされています。その他にも、甘いものや、消化に負担のかかる食べ物もなるべく控えるようにすると良いと思います。
全部を変えるのは難しいと思うので、1食だけ変えてみる、またおやつをやめてみるなど、できることから始めてみてはいかがでしょうか。
改善策2: 運動を取り入れて毒素を排出
体がダル重いというのも、体の冷たさ重さのエネルギーが増えているサインの可能性あり。体の循環が悪くなってしまいうまく毒素が排出できていないので、くしゃみや鼻水という症状につながっている可能性も考えられます。
循環を良くして毒素を溜めない体を作るために運動を定期的に行うように心がけて下さい。
理想は、毎日朝と夜の2回の練習。とは言え、難しいと思うので、平日の朝だけ始めるなど、少しずつ変化をしていけたらいいですよね。
改善策3: 鼻うがい
毎朝の鼻うがいをするのもおすすめです。
うがいと言っても、喉をうがいするように「ガラガラ」とするわけではありません。岩塩小さじ1/2程度を加えた30度〜40度程度のぬるま湯を右鼻から左鼻へ、左鼻から右鼻へ流すことがアーユルヴェーダの鼻うがいです。
アーユルヴェーダでは、鼻は脳の関門とも言われていて鼻がスッキリ通っていることで脳もクリアになると考えられています。鼻はわたしたちのエネルギーになる呼吸を吸う器官でもありますから、スッキリと通っていることで活力にもつながると思いますよ!
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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