【心身の疲労は股関節に溜まる?】疲労回復に効果大!股関節まわりを優しくゆるめる「ヨガポーズ」

 【心身の疲労は股関節に溜まる?】疲労回復に効果大!股関節まわりを優しくゆるめる「ヨガポーズ」
AdobeStock
Lisa
Lisa
2022-09-17

寝ても寝てもなんだかだるい、疲れている、むくみやすい、などなど。体にや心に疲労が溜まっているなと感じたら、「股関節」に着目してみてください。優しく体を動かすことができる「股関節をゆるめるポーズ」で、心も体も元気になりましょう!

広告

疲労の主な原因

人それぞれライフスタイル、ライフステージがありますが、女性の多くに共通しているトラブルのひとつが「血流の悪化」です。長時間座りっぱなしだったり、家事や仕事に追われ立ちっぱなしだったり、クーラーなどの冷気による冷えなどが原因で、血流が滞り体内に老廃物が溜まってしまうのです。それがだるさやむくみ、疲れとなり、そのような体の不調は気分までも憂鬱にしてしまいます。

一方で、私たちの体の中で、特に股関節はたくさんの血流が流れている部分であり、「心身の疲労は股関節に溜まる」とも言われています。言い換えれば、優しくじっくりと股関節をほぐせば、だるさを吹き飛ばすことができるのです。心身の疲労回復にとても効果的である「股関節ほぐし」。おすすめのヨガポーズをご紹介します。

股関節まわりを優しくゆるめる「片足の鳩の王のポーズ」(シングルピジョン)

片足鳩のポーズ
Photo by Lisa

①右脚の股関節を外側に広げ、右膝を90度に曲げて座ります。右のすねはマットにつけてください。

②左脚は優しくマットに下ろし、後ろにまっすぐ伸ばし足首は寝かせます。

③深い呼吸を繰り返します。余裕があれば肘やおでこを床につけて前屈してもいいですし、目を閉じてもいいです。

反対側も同様に行いましょう。

【気を付けたいポイント】

・伸ばしている脚の股関節の付け根や前ももが気持ちよく伸びていること、曲げている脚の外側のお尻の筋肉が伸びていることを確認します。

・曲げた脚のお尻の下にヨガブロックブランケットを敷いて高さを出すと、両方のお尻(坐骨)に均等に体重がのるためポーズが安定します。

・お尻や腰が痛かったり、違和感を感じたら、絶対無理はしないこと!そのような場合は、折り曲げた方のかかとを恥骨の方へ引き寄せてみてください。(下の写真参照)

片足鳩のポーズ
Photo by Lisa

【バリエーション】

ダウンドッグの姿勢からスタートさせるのもおすすめ。その場合は、息を吸いながら右脚を後ろにけり上げ、吐きながらゆっくりと右膝を右の手首の後ろもしくはやや外側に置き、右のすねをスライドさせます。右の足首は左手首の前におきます。

あわせて、別記事で紹介している【アメリカで話題】ただ座るだけ!股関節がみるみる柔らかくなる「90/90ストレッチ」も取り組むと効果的です。

広告

AUTHOR

Lisa

Lisa

アメリカ在住。年子出産後、心と体の不調をきっかけに本格的にヨガを始める。ニューヨークでベビーとキッズヨガを学び、2021年Boho Little Yogaを立ち上げる。RYT200を現地のスクールSaj yogaで取得、現在RYT500を取得中。クラスは現地のスタジオだけでなく、オンラインでもバイリンガルベビーヨガと英語ヨガを教えている。またインストラクターやママ向けにキッズマインドフルネス講座も開講中。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

片足鳩のポーズ
片足鳩のポーズ