股関節の動きが滑らかに!ガチガチ股関節を柔らかく&可動域を広げる、股関節のネジ締めエクササイズ
硬くなった股関節を柔らかくしたい、可動域を広げたい→股関節のストレッチを頑張る→でもなかなか股関節の動きが良くならない…。そんなお悩みを感じていませんか?股関節はただストレッチで緩めれば良いというものではありません。股関節を自由自在に滑らかに動かせるようにするためには、お尻の筋肉にキュッと力が入るかどうかが重要です。今日は股関節のハマりが良くなり、さらに滑らかに動くようになる股関節のネジ締めエクササイズをご紹介します。
ストレッチだけでは股関節の動きは良くならない理由
硬くなった股関節の動きを良くするためにストレッチは大切です。股関節周りの筋肉を緩めて動かすことで、可動域が広がります。しかし、ストレッチだけでは股関節の動きは良くなりません。
可動域を広げようとストレッチばかりしていると、股関節の動かし支える「お尻・内もも・もも裏・前もも」などの筋肉が緩みすぎてしまいます。その結果、良い角度で止めたり、滑らかに動かすことがかえって難しくなるのです(例えば、ヨガで難しいポーズでなかなか止まれない、脚をある位置でキープできないなどのお悩みに繋がっています)。
そこで必要なのがお尻のトレーニング!股関節をある角度に開いた時に、お尻にキュッと力が入ることで、股関節がぐらぐらせず、滑らかに動かすことができます。また、お尻のトレーニングを行うことで、股関節のハマりが良くなり、股関節の詰まりや違和感も取り除くことができます。
股関節にトラブルを感じると、とにかくストレッチで解決しようと考える人が多いように思います。今回のエクササイズでストレッチと同じくらいお尻のトレーニングが大切だということを知っていただけたらと思います。
股関節のハマりが良くなる!滑らかに動く!股関節のネジ締めエクササイズ
1)脚を閉じて立ちます
この時、猫背にならないように注意してください。下腹をへこませるとエクササイズがやりやすくなります。
2)足の指を床につけ、膝を内側に入れます
単に膝だけ内側に入れるのではなく、股関節から脚を動かすように意識しましょう。
3)足の指を床につけ、膝を外側に入れます
膝を外側に動かした時、お尻にキュッと力を入れましょう。この時、お尻に力が入る感覚が薄い方は、動きを止めて、膝を外側にしたままお尻に力を入れてみてください。
この動作を片足5回ずつゆっくりと行ってください。
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AUTHOR
伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
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