【股関節が硬い方に】ガチガチの股関節を動かしやすくする「簡単はめこみエクササイズ」2選
股関節が動かしにくい。それは運動不足により股関節が硬くなり、股関節のはまりが悪くなっていることが原因かもしれません。硬い股関節を動かしやすくする、簡単な股関節はめこみエクササイズをご紹介します。
股関節の動かしにくさを感じていたり、違和感がある、動かす時にポクポク音がするなど、股関節の硬さでお悩みではないでしょうか?
理由は、運動不足により股関節が硬くなり、股関節の「はまり」が悪くなっていることが原因かもしれません。
股関節は、太ももの骨と受け皿の部分で成り立っており、接合部分は「関節包」という膜で包まれています。この膜が柔らかく弾力のある状態だと、太ももの骨は受け皿の中でなめらかに転がるように動くことができ、股関節の動きもスムーズになります。
これが股関節が「はまっている」状態といえます。
しかしこの膜は、運動不足で硬くなることがあります。
膜が硬いと、股関節の中での太ももの骨の動きが悪くなって、股関節が「はまらない」状態になります。この状態で無理に動かすと、痛みまで引き起こしてしまう場合があります。
*股関節に痛みが生じるのは、変形性股関節症などの病気の場合もあるので、違和感が強い方は医師の診断を仰いでください
運動不足により股関節が硬くなり、はまらない状態になるのを防ぐのが「股関節のはめこみエクササイズ」です。
このエクササイズでは、股関節を包む膜を柔らかくすると同時に、股関節の受け皿に太ももの骨をはめこみ、硬くなった股関節を動かしやすくしていきます。
カエル脚で股関節はめこみ
①両手両脚をついて膝はマット幅に開き、左右のつま先をつけてカエルのような脚の形をつくります
②お尻を後ろにスライドし、かかとをお尻にタッチします。
③最初のポジションにもどり、繰り返します。
内ももストレッチで股関節はめこみ
①カエル脚で股関節はめこみ①のポジションを作り、片方の脚を横に伸ばします。足首は90度に曲げ、足の親指を床につけておきます。
②お尻を後ろにスライドし、かかとをお尻にタッチします。(無理せずいけるところまででOK)
*この時、足の親指が床から浮かないように注意します。
③最初のポジションにもどり、繰り返します。
詳しい動きを知りたい方は、こちらの動画をご覧ください。
股関節のはめこみエクササイズを行うことで、股関節の動きが良くなるだけでなく、お尻の形がスッキリしたと感じる方もいらっしゃいます。
これは股関節に太ももの骨が正しくはまり、その状態で歩くなどしていると、伸びきってたるんでしまった周辺の筋肉が徐々に適正な長さになり、たるみが改善されるためと言われています。
股関節のはめこみエクササイズは、まずは1日10回ずつやってみましょう。股関節がはまると、歩く時の足の軽さを感じる方が多いようです。
ご自身の股関節の状態をぜひ意識してみてくださいね!
AUTHOR
齋藤美紀子
航空会社CAなどを経験後、妊娠・出産を経てボディメイクトレーナーとして始動。「忙しい人こそ、健康で美しく」をテーマにした朝5:30〜6:00のオンラインボディメイクレッスン「早起きボディメイク」を主宰。運動したいけれど子育てや仕事で忙しく、スタジオに通う時間が取れない方に、自分の体と向き合う時間、効率的にボディメイクできる場を提供している。早起きボディメイクはライブレッスンと動画見放題で月額3000円。FTPピラティスベーシックプラスインストラクター、rfca(骨格ボディメイク)認定スペシャリスト。
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