【少し歩いただけで膝下がパンパン!】それ足首の硬さが原因かも?疲れを取り除く「足首ほぐし」
ウォーキングの後や長時間立ちっぱなしの後、すねやふくらはぎの張りが辛い時ありますよね。ウォーキング途中でも取り入れられる「膝下ほぐし」をご紹介。すっきり軽い足で毎日快適に過ごしましょう!
すねやふくらはぎが張る原因
すねやふくらはぎが疲れやすい・張りやすいと感じている人は、姿勢や体の使い方に原因があると考えられます。その他に、意外にも「足首の硬さ」も影響しているかもしれません。
足首が硬いと体に悪影響を及ぼすことも
足首が硬いと、歩行時に足首がスムーズに動かずしっかり地面を蹴れません。その影響で脚がねじれ、脚の張りや痛みが生じやすくなるのです。
他にも
・下半身太り
・脚のシルエット崩れ
・脚の冷え、むくみ
・怪我の可能性
・歩くことが億劫になることによる運動不足
などを引き起こす場合があります。
すね・ふくらはぎと足首の関係
足首の曲げ伸ばしに関わるすねとふくらはぎの筋肉。すねで注目したいのは前脛骨筋(ぜんけいこつきん)で、こちらは足首を反らせる作用があり、長時間歩行などで痛みや疲れを感じやすい傾向があります。ふくらはぎの筋肉である腓腹筋(ひふくきん)は膝を曲げることと足首を伸ばす作用があります。同様に、後ろ側のヒラメ筋は足首を伸ばす作用があります。このようにふくらはぎの筋肉は、体を上に&前に進める、歩行に大きく関わる筋肉です。
歩き途中でもできる「足首・ふくらはぎほぐし」
歩き途中で足の張りを感じた時でもできるように、立ったままできるストレッチ方法をご紹介します。バランスが不安定な場合は、壁に手をついて行っても大丈夫です。1ポーズ30秒を目安に、呼吸を止めずに行いましょう。
①腓腹筋をほぐすストレッチ
直立の姿勢から左脚をまっすぐ後ろに引きます。両手は腰か右ももの上に添えます。左膝は伸ばしてかかとを地面につけ、腰を落として左脚のふくらはぎを伸ばします。無理に伸ばさないように気をつけてください。
②ヒラメ筋をほぐすストレッチ
①の形のまま、左脚を半歩前へ戻します。足裏を地面につけたまま左膝を曲げ、その状態でキープします。
③前脛骨筋をほぐすストレッチ
②の形から右脚に重心を移動させて左脚の足の甲を地面につけます。足の甲で地面を押すイメージですねを伸ばしましょう。
④反対脚も同様に行います。
動画でじっくり取り組みたい方はこちら
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
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