【前屈攻略法】アラフォーヨガ初心者、体が硬い私が変わった「柔軟になるための一番のコツ」

 【前屈攻略法】アラフォーヨガ初心者、体が硬い私が変わった「柔軟になるための一番のコツ」
photo by Yusuke Honda
本田雄介
本田雄介
2022-09-08
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先ほど説明した「脚の付け根を引き込む」動きは日常生活で意識して行うものではないので、いきなりできるようにはなりません。体が硬いとなおさらです。そのための練習をご紹介します。

ステップ1:四つ這いで行う「脚の付け根を引き込む」練習

写真のように、①の腰を丸めて尻尾を丸め込むような動きと、②の腰を反らしながらお尻を突き出すような動きを繰り返しましょう。

四つ這い
丁寧に骨盤の動きを感じてみましょう。photo by Yusuke Honda

最初は慣れなくても、段々と骨盤の動きが滑らかになってくると思います。「脚の付け根を引き込む」のは、②の動作に当たります。脚の付け根の角度も見比べてください。②の方が上半身が自然に倒れやすいのがわかります。この骨盤の動きを意識しながら、逆らわずに上半身をスーっと下へ伸ばすようにすれば、前屈の基本形のできあがりです。

ステップ2:立位前屈にチャレンジしてみよう

慣れてきたら、立って行ってみましょう。もも裏の筋肉が硬いと、動きに制限がかかりやすいです。膝を曲げると緩和されるので、四つ這い時と同じくらいスムーズな付け根の引き込みを感じられるまで、膝を突っ張らずに曲げて行いましょう。

立位前屈
四つ這いの時と同じ感覚で行いましょう。膝を曲げての前屈は「見栄えが悪くて恥ずかしい」と気にする人もいるかもしれませんが、無理な前屈姿勢をとることは、腰への負担が増えて柔軟性も上がりにくくなります。/photo by Yusuke Honda

重力と共に、上半身や腰が下に向かっていればOK。立ってバンザイしてからそのまま前屈する流れもありますが、腕の重さによる負荷やバンザイしたことで肩関節の動きも加わるため、余計なこわばりを生む可能性があります。初心者の場合は手を腰、もしくは脚の付け根に添えるような体勢から練習すると簡単。前屈しながら、力みなく手を床へを垂らすようにしてみましょう。

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本田雄介

本田雄介

体ガチガチのアラフォーヨガ初心者から、ヨガインストラクターを目指す。インドでRYT200〜500修了。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒業。外資系アパレル企業勤務時、ワークライフバランス・グロースマインドセット等の学びに触れ、働き方や生き方を見つめ直すきっかけに。ヨガの持つ心身への幅広い効果も知り、現場発信に携わりたいと思い立つ。YMCメディカルトレーナーズスクール所属。Instagram:@honhon180



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