関連部位を刺激するだけ? 即効性アリ!前屈がぐっと深まる「裏技ワーク」
曲げたり、伸ばしたりを力ずくでするのは、効果がないばかりかけがのもと。そこで、硬い部分と相関する部位を、やさしく刺激するだけで体が変わる裏技ワークを紹介。併せて柔軟性UPヨガも行って!
体の連動性に目を向けて関連部位を刺激
体は各部位が連動し合っているため、硬い部分とつながっている指や舌などの「関連部位」を刺激すると力みが取れて柔軟性が 。これが裏技ワークの考え方です。「ベースは沖ヨガの教えで、生命の働きを本来の状態に戻すには、全体を見てアプローチするという特徴があります。また、東洋の人体観にはエネルギー(気)が流れるツボや反射区などがあり、関連があるところを刺激すると効果があると考えます」(鈴木伸枝先生)
裏技ワークは即効性がありますが元に戻りやすい一面も。柔軟性を保つには、ゆるんだところでストレッチ効果のある柔軟性ヨガを行い、脳に本来の筋肉の長さをインプットさせることが大切です。
前屈が変わる裏技ワーク
お手本
①腕前マッサージ
前屈を深めるには、腿裏の緊張を取るのが効果的。腿裏に関連する腕の前側に注目し、付け根、肩と肘の中間、肘裏の3カ所をほぐして。
楽な姿勢で座り、手のひらを上にして左腕を伸ばす。腕の前側の付け根に右親指の腹をあて、痛みを感じるくらいしっかり押す。
次に肩と肘の中間、肘裏も同様に強めに押して。余分な力は抜くこと。3カ所を各30秒〜1分、反対側も。
②舌を下げる
舌は体の多くの部位と関連しています。前屈のためには、舌を下げると効果的。ワーク前より深く体が倒れる感覚を味わえます。
喉の奥が痛くなるくらいしっかり舌を下方向に伸ばす。舌先だけを出すやり方は効果なし、思い切り下へ伸ばして。10秒×3セット。
前屈が変わる柔軟性UPヨガ
脚を上げるポーズ
裏技ワークでほぐれた腿裏を伸ばして柔軟性UP。脚を深く倒すことが重要ではなく、腿裏が心地よく伸びるのを優先して。膝を曲げてもOK。
仰向けで左脚を上へ。両手で足裏を持ち、腿裏が気持ちよく伸びる角度まで脚を手前に倒して30秒。反対側も。
#ヨガジャーナルフレンズが試してみました!
Before
「腿裏の硬さが邪魔をして前屈が困難。無理に前屈すると腿裏に痛みが走り、しかも骨盤が後傾します」
After
「腿裏の痛みやツッパリが消えて前屈がスムーズ。骨盤を立てた状態で股関節から屈曲できてアライメントも◎」
教えてくれたのは...鈴木伸枝先生
「自分を生かすYOGA」をモットーに、東京と奈良を拠点に心と体をベストコンディションに導くヨガを指導。平日は毎朝インスタグラム(@nobue.style)からヨガクラスを配信しヨガを気軽に日常生活に取り入れる機会を提供。
白のトップス¥6,380、中に着た白のブラトップ¥6,050、グリーンのトップス¥10,450、グリーンのボトムス¥14,300、ベージュのボトムス¥9,900/すべてダンスキン(ダンスキンビューティフルシングスシブヤヒカリエシンクス 03-6434-1672)
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