【前屈の裏ワザ】お腹と腿がくっつかない人必見!上体をペタっと倒せる長座前屈3つのポイント
「前屈をする時“お腹と腿をつけて”と言われるけれど、全然くっつかない…」その原因は腿裏の硬さだけではないかもしれません。簡単なポイントを知るだけで体の感覚はガラリと変わります。さっそく前屈の裏ワザを見ていきましょう。
「お腹と腿をつける」には
前屈のポーズを行う時に「腿のつけ根から折りたたむように」「お腹を腿にくっつけて」と言われたことがあるのではないでしょうか。これは股関節から動かし曲げていく、股関節屈曲という動きを促す言葉です。このように前屈の鍵は股関節にあります。
股関節の屈曲、できているのはどっち?
股関節から体を倒していくためには骨盤の動かし方が重要になってきます。
下の2枚の写真はそれぞれ異なる骨盤の動きをしています。どちらの方が「腿のつけ根から折りたたむように」=股関節屈曲が行いやすそうですか?
写真①は腿のつけ根が曲がらず、むしろ伸びているように見えますね。それに比べて写真②は腿のつけ根から曲がり、体が前に倒れています。
なぜ②の方が腿のつけ根から体を倒すことができているのでしょう?それは「脚を内回し」「お尻の筋肉を広げる」「骨盤を前に傾ける」この3つがキーポイントになります。
お腹と腿をつけたい!長座前屈3つのポイント
では、長座前屈で3つのポイントを実践してみましょう。ひとつずつの動作を丁寧に、体の変化をじっくり感じ取りながら行ってみてください。
やり方
1)脚を内回しにする(股関節内旋)
2)お尻の筋肉(大臀筋)や座骨を左右に広げる
3)骨盤を前に傾ける
▼動きを動画でチェック▼
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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