【更年期に痩せる人と太る人の違いって?】更年期太り対策!基礎代謝を上げて痩せる「かんたん体操」

 【更年期に痩せる人と太る人の違いって?】更年期太り対策!基礎代謝を上げて痩せる「かんたん体操」
永田京子
永田京子
2022-08-07
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更年期太り対策は食事制限よりも筋肉がポイント

どうしても起こりやすい更年期太り。日常生活でどういうことに気をつけていけばよいのでしょうか。

食事制限ダイエットはNG

お腹周りに脂肪がたまってきたり、体重が増えてしまうと、食事を減らしてダイエットをしようと考えがちです。しかし、更年期は特に過度な食事制限によるダイエットはNGです。食べる量を減らしてしまうと、筋肉を作るのに必要なたんぱく質や、基礎代謝量を上げるのに必要なビタミンやミネラルの摂取も減ってしまいます。つまり、基礎代謝量が余計に減ってしまうことになります。「リバウンド」でダイエット前よりも太ってしまう、という現象も起こりやすくなるのです。また、更年期の時期はどうしても心も不安定になりがち。この時期に過度なダイエットをしてしまうと、逆に体調を崩してしまうことがあります。

筋肉をつける・筋肉を使う

実は、基礎代謝のうち約2割を占めるのが筋肉。この筋肉をつける、そして、使うことが大切です。基礎代謝は脳や内臓など、体内のいろいろな臓器によって割合が違いますが、自分の意志でその量をコントロールできるのが筋肉なのです。では、どこの筋肉をつけて、どこの筋肉を使えば基礎代謝を効率よく上げられるかというと、“大きな筋肉”です。大腿四頭筋、そして腸腰筋です。大腿四頭筋は、太ももの前にある大きな筋肉です。膝を伸ばすときや、脚の付け根から脚を上げるときに使います。

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腸腰筋とは、腰の部分の背骨や骨盤と太ももの骨をつなぐインナーマッスルです。上半身と下半身をつなぐ筋肉で、弱ると猫背になってお腹がぽっこりと出てきたり、脚を上げにくくなったりします。

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大腿四頭筋も腸腰筋も、歩く、座る、立ち上がるといった動作に欠かせない筋肉。更年期後も長く活動的に過ごすためにもぜひ鍛えておきたいものです。

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永田京子

永田京子

NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。



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