【膝下O脚にお悩みの人必見!】理学療法士が成功した「簡単!膝下のねじれ改善エクササイズ」

 【膝下O脚にお悩みの人必見!】理学療法士が成功した「簡単!膝下のねじれ改善エクササイズ」
photo by Emi Hattori
服部恵実
服部恵実
2022-08-04

女性でお悩みの多い「膝下O脚」。私もそのうちの一人でした。私が実際に実践したO脚改善エクササイズを、今回は膝関節に着目して解剖学をもとに紹介します。お悩みのある人はぜひ取り組んでみてください。

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膝下O脚とは

膝下O脚
photo by Emi Hattori

膝下O脚とは、言葉の通り膝下がO脚になっている状態ですが、解剖学的に見ていくと

・太ももの骨が内側にねじれている

・すねの骨が外側にねじれている

という状態。膝下O脚は、2つのパターンのどちらかor両方を伴っていることが多いです。上の写真は私の昔の写真ですが、かなりの膝下O脚でした。

膝下O脚になる原因

なぜねじれが起こり、膝下O脚になってしまうのでしょうか? それには、骨盤・股関節・膝・足などそれぞれに原因があると言われています。今回は膝関節について着目していきましょう。

ちなみに股関節については、前回の投稿記事【長年の悩み膝下O脚が改善!】理学療法士が成功した「寝ながらできる股関節エクササイズ」で詳しく解説しています。ぜひ記事をチェックしてみてください。

膝下O脚
photo by Emi Hattori

膝関節の重要な筋肉

膝関節を正しいポジションに戻すためには重要な筋肉があります。

半腱様筋&半膜様筋

もも裏の内側にある筋肉です。骨盤にもついているので下半身を整えるためには必ず使っていきたい筋肉です。

ハムストリングス
イラストAC

膝窩筋

膝裏にある筋肉。すねを内側に戻す役割があります。

腓腹筋内側頭

ふくらはぎの内側の筋肉になります。こちらもすねを内側に戻す役割があります。

腓腹筋
イラストAC

膝下O脚改善のための膝関節エクササイズ

すねの骨を内側に動かすストレッチ

ずれてしまったすねの骨を、正しい位置に戻しやすくするストレッチです。

⒈太ももを動かないように固定し、つま先を外へひねる。

膝関節
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⒉つま先を内側へひねる。

膝関節
photo by Emi Hattori

1と2を繰り返してください。すねの骨がしっかりと内側、外側に動いていることがポイントです。

ショルダーブリッジ

膝関節の重要な筋肉を使うエクササイズです。

⒈仰向けに寝て膝を立て、両方のつま先を内向きにする。

足痩せエクササイズ
VivaVideo

⒉膝の間はこぶし1個分開ける。

足痩せエクササイズ
VivaVideo

⒊腰を上げ、肩から膝までのラインが一直線になるようキープする。

足痩せエクササイズ
VivaVideo

さらに動画で確認したい方はこちら

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服部恵実

服部恵実

大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。



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