管理栄養士が教える!朝のオートミールをアップグレードさせる「6つの秘密」

 管理栄養士が教える!朝のオートミールをアップグレードさせる「6つの秘密」

退屈なオーツにさよならを。

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私たちが最も愛する朝食といえば、オートミールはパンケーキやスクランブルエッグと並ぶものです。その作り方はとても簡単で、自分の好きなものを混ぜたり、重ねたりして、無限にカスタマイズできます。

また、ボリュームがあり、質素な朝食の定番であるオートミールは、健康的な食生活を送る上で大きな助けとなります。全粒穀物であるオーツ麦には、マグネシウムやカリウムなどの必須栄養素が含まれているほか、食物繊維も豊富です。1日にカップ1杯のオーツ麦を食べると、すでに約8グラムの食物繊維を摂取していることになります。

さらに、オーツ麦にはβ-グルカンが含まれています。β-グルカンは特殊な水溶性食物繊維で、LDL(悪玉)コレステロール値を改善し、心臓の健康や免疫機能の向上に関連すると言われています。学術誌「ニュートリシャン&メタボリズム」の研究によると、オートミールはマイクロバイオームに良い影響を与えることが分かっており、これは健康的な食物繊維を含んでいることが影響していると考えられます。さらに、ある系統的レビューによると、オートミールにはアベナントラミドをはじめとする抗酸化物質が豊富に含まれており、炎症を抑える働きがあることが分かっています。この満足感のある朝食の主食のもう一つの利点は、水と一緒に調理されたウェットグレインとして消費されることです。牛乳に浸かっている乾燥した穀物よりも、水分をたっぷり含んだ穀物の方が食べ応えがあります。

しかし、オートミールは、毎朝毎朝、同じトッピングのオートミールを食べていると、ちょっと味気ない感じがします。特に、毎朝同じトッピングのふやけたオートミールを食べていると、味はともかく炭水化物の多い退屈な食事という印象を持つ人もいます。しかし、正しい朝食を作れば、朝から満足感を得られ、また食べたくなるようなバランスの良い朝食にすることができるのです。

ここでは、オートミールに新たな命を吹き込み、栄養価を高め、おいしく食べる方法をご紹介します。さあ、スプーンを手に取りましょう!

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By MATTHEW KADEY, MS, RD
Translated by Hanae Yamaguchi

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ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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