【夏はふくらはぎが太くなる?】原因は夏の履き物にあり?脚をスッキリさせるたった2つのトレーニング
夏は洋服も履き物も涼しく軽い物を身につけることが多いと思いますが、その夏ファッションが原因でふくらはぎを太くしてしまっているかもしれません。最近、急にふくらはぎのハリや太さが気になり出した人は、「夏の足太り」に気をつけましょう。
夏にふくらはぎが太くなりやすい習慣とは?
夏は、着るものも薄く軽くなり、脚の露出も増える季節です。環境や生活習慣を正しく意識していないと、夏こそ太くなってしまう危険があるのです。
【夏特有】ふくらはぎが太くなりやすい習慣
・水分の取りすぎや冷たい食べ物を多く摂取している
・冷房が効いた部屋に素足で長時間いて足先が冷えている
・サンダルをよく履く
・靴底が固い靴をよく履く
・かかとがカパカパしやすいミュールやスリッポンを履く
・暑いから運動やストレッチは後回し
当てはまるものはいくつありましたか? このような習慣を続けていると、気がつかない間に脚の血流悪化やむくみ、冷え、ふくらはぎの筋肉がパンパンになるという悪影響が出てしまいます。
サンダルでふくらはぎが太くなる!?
スラリとした脚をキープするために、生活の中で1つだけ意識をしてほしいこと、それは【歩き方】です。
サンダルを履いている多くの女性には、歩き方に特徴があります。それはつま先が地面につかず、浮いている状態で次の一歩が出ているということ。さらに、ビーチサンダルで足の裏をこするように歩くのも「夏の歩き方」の特徴です。
正しい歩き方とは、足の指で地面を押すように蹴って次の一歩を出すこと。そうすることで、足の裏の筋肉やすね側の筋肉、ふくらはぎの筋肉が均等に使われるのです。
つま先が浮いてる状態のままということは、地面をきちんと押せていないので、すねの筋肉や足の裏の筋肉が使われにくくなります。その代わりにふくらはぎへの負担が大きくなり、ふくらはぎの筋肉が肥大化してしまったり、常に張っている状態になってしまいます。足の裏やつま先できちんと地面を押し歩くことは、夏の足太り防止に繋がるだけでなく、本来歩行時に使われる筋肉が起動するので冷え性やむくみ防止にも繋がります。
すねの筋肉を鍛えるエクササイズ2選
歩き方を気をつけながら、足のケアやエクササイズもセットで行うとより効果的です。ご紹介するのは、すねの筋肉を強くし、疲労回復もできるエクササイズ。2つを合わせて行うと効果が高いですが、疲れている時はほぐしだけでも大丈夫です。
【すねの筋力UPトレーニング】
①足を握りこぶしひとつ分ほどの幅に開き、ヨガマットまたは床の上で立ちます。
②足の指全部を開き、親指の付け根の母趾球と小指の付け根の小指球をマットに付け、かかとも含めた3点に足の裏の重心があることをを意識して、膝を伸ばして立ちましょう。この時に足の指はマットから浮かないようにしっかりくっつけます。
ポイント
上半身の姿勢は真っ直ぐに。バランスが苦手な人は、壁に手やお尻を付けたり腰の高さ程度の台に手でつかまってもOKです。
③母趾球と小指球、かかとをマットに付けたまま、左右すべての足指をマットから浮かせます。
④小指から1本ずつマットにおろしましょう。これを5回繰り返します。
⑤人差し指から小指まではマットに付けたまま、両足の親指のみ上げておろします。
⑥次はその逆。両足の親指はマットにつけたまま人差し指から小指の4本をマットから浮かせます。
⑦小指から順番におろしましょう。これを5セット繰り返します。
⑧かかとをマットに付けたまま、片方のつま先をマットから浮かせます。左右それぞれ繰り返し、慣れてきたらスピードアップしていきましょう。これを10セット繰り返します。
【ポールを使ったすねほぐしトレーニング】
①膝下をポールにあて、両手はポールの前方に置きます。
②お尻とかかとを近づけて前後にポールを転がします。
③ほぐしたいすねの位置にポールをあてて、左右に体重移動します。
ポイント
すねが固い人や痛い場合は、お尻を浮かせて行ってください。
AUTHOR
miyuki
ピラティスインストラクター/ダンスインストラクター。12歳からクラシックバレエやジャズダンスを始め、その後モダンダンス、Hip Hop、ラテンダンス等を学ぶ。 ダンス旅行で訪れたNYでピラティスに出会い、帰国後ピラティスインストラクターのライセンスを取得。指導歴は18年。FTP認定マットピラティスインストラクター/ダイエット指導士/からだスキャンセルフマッサージ/ZUMBA Basic1/RYT200(ヨガ)など資格を多数所持。元モデル・レースクィーンとして活動した経験もあり。
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