【50代こそ運動すべき理由】不調改善・ダイエット成功の元「疲れにくい体」を作るためにできること
50代になると、若い頃とは違った症状が体に出てきます。「太りやすくなった」「少し動いただけで息が上がり、疲れやすくなった」「足腰に痛みを感じるようになった」など、思い当たることもあるのはないでしょうか? つい年齢のせいにしがちですが、実は、原因は「運動不足」によるところが大きいのです。今回は50代からの運動不足解消をテーマに、「疲れにくい体」の作り方についてのアドバイスです。これから50代を迎える人は、ぜひ今後の参考に!
歳を重ねた今だからこそ運動しよう!
50歳前後になると、若い時には刺激的で変化のあった生活自体も、あまり変わり映えしなくなってきます。そして、行動範囲が狭まると、体を動かす機会も減り、知らず知らずのうちに筋力が衰え始めます。40代後半~50代を過ぎた頃から、脚、腰、膝などの関節に不調が出始めた人もいるのではないでしょうか…?そんな状態をそのままにしておくと
疲れやすくなる→さらに行動範囲が狭くなる→ますます体を動かさなくなる→筋力が衰えて不調がひどくなる&代謝が落ちて太る
このような流れに繋がっていくのです。元々男性より筋肉量が少ない女性は、特に下半身の筋肉が衰えやすく、腰から下の不調を訴える人が多いと言われています。歳を重ねた今だからこそ、特に足腰を強くする運動習慣を身に着けることが大切なのです。
歩くエクササイズ「ウォーキング」から始めよう
歳を重ね、動く機会が減っていると感じたら、特別な場所や道具がいらないウォーキングから始めるのがおすすめです。ウォーキングは日常生活の一部でもあり、手軽な運動の一つ。「歩く」動作には他の運動に劣らない多くのメリットがあります。
●下半身の筋力強化
●全身の筋肉がほぐれる
●血行改善・冷えの解消
●脳のリフレッシュ・リラックス
●ケガ・生活習慣病の予防
●代謝UP
などなど……。ウォーキングは全身を使った有酸素運動で、関節や筋肉を刺激し、代謝、体力、筋力だけでなく気力も高めてくれます。運動習慣ゼロの人でも、お買い物ついでに、1日10分前後のウォーキングから始めてみませんか?
習慣化するためのコツ
ウォーキングに限らず、運動が長続きしなかった経験のある人は多いはず。苦手な習慣化するにはちょっとしたコツがあります。
1.生活のリズムは変えない
今までの生活のリズム変えない範囲で行うことが何よりも大切です。簡単にできることこそやりすぎないこと。意気込みはほどほどにするのが、長続きの秘訣です。
2.体・心の調子を優先させる
運動は、無理をせずに生活の中に取り入れることが大切。続けていく中で、体調がすぐれない日、気分が乗らない日が出てくるのはむしろ当たり前です。日々、体と心を優先した無理のない選択をしましょう。もちろん、途中でやめることもありです。
疲れにくい体で健康的な人生を!
50代はまだ人生の半分。体を自由に動かせる世代です。運動習慣がない人はまずウォーキングからスタートすることで、疲れにくい体作りができます。不調改善や健康的なダイエット成功の鍵も、まずは毎日の運動習慣から。運動習慣は、体の衰えを予防するだけでなく、心の活力にも直結するもの。50代になり老化を感じ始めたら、「まず動く」を意識しましょう。早速今日から、日常の延長でできる運動を習慣化していきませんか?
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く