【お腹だけぽっこり】は内臓が下がっているせい?たった30秒で内臓下垂を防ぐ簡単壁エクサ

 お腹だけがぽっこりしている人必見
Adobe Stock
須藤玲子
須藤玲子
2022-06-10

腹筋運動をしているのにお腹が凹まない…。他の部分はスリムなのにお腹だけぽっこり…。今回はそんな悩みを誰もがすぐに解決すべく、ヨガポーズを元にした簡単なエクササイズのご紹介です。壁を使って30秒キープ!手軽にできるので、気になる人は早速やってみませんか?

広告

ぽっこりお腹が改善されないのはなぜ?

お腹だけ痩せないのは、内臓を正しい位置にキープできない「内臓下垂」の状態になっているからかもしれません。内臓は元々重力の影響で下がりやすいもの。特に腸は約1.5~2メートルもあるため、下垂すると、下腹部を膨らませる直接の原因になります。さらに、圧迫されて腸の動きが悪くなるため、便秘にもなりやすいのです。その結果、運動してもなかなかお腹が凹まない、そんなに太っていないはずなのに、お腹だけぽっこりした体型が定着してしまうことに……。

内臓の位置を整えてぽっこりお腹を解消!壁を使ったエクササイズ

ヨガの「橋のポーズ」や「肩立ちのポーズ」を元に、ヨガ初心者や苦手な人にもすぐにできる簡単エクササイズを紹介します。
この2つのポーズはそれなりに体幹力が必要ですが、紹介するエクササイズは壁を使うことで負担が軽くなるので、筋力に自信のない人でも無理なくできますよ!

橋のポーズ
橋のポーズ(イラストAC)
肩立ちのポーズ
肩立ちのポーズ(イラストAC)

やり方

壁に足裏を着けた仰向けの姿勢
photo by Reiko Sudo

1.壁に足を向け、仰向けになる。(顎が上がってしまう場合は枕を使う)

2.手の平を下向きにして両手を体の横へ。膝が曲がった状態で両足を上げ、足裏を壁に着ける。(お尻と壁の距離は4~50㎝程度)

壁に足裏を着けた橋のポーズ
photo by Reiko Sudo

3.足裏で壁を押し、お尻を床から持ち上げる。両手を腰に添えて支える。

4.お尻とお腹の筋肉を意識し、ひざ~下腹部~胸までが一直線になるイメージ。ゆっくり呼吸を繰り返し30秒程度キープする。

ポイント

呼吸を深く、腰を反らさないように気をつけながら体勢をキープします。これだけで、お腹、お尻、背中など、内臓を支える筋肉にしっかりアプローチできます。下がってしまった内臓を引き上げて、元に戻すようイメージしてみましょう。足の位置などは、自分が心地よく感じるところに微調整しながらでかまいません。

お腹も、脚もまとめてスッキリ!

このエクササイズは、ぽっこりお腹を解消する効果はもちろん、脚を高くした体勢をキープするため、むくみや、脚の疲れ改善にも効果的です。慣れてきたらキープ時間を長くしたり、ひざを伸ばして支えてみてもいいでしょう。いろいろな効果を体感しながら継続することで、徐々にお腹も脚もスッキリしてくるはずですよ!

広告

AUTHOR

須藤玲子

須藤玲子

2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

橋のポーズ
肩立ちのポーズ
壁に足裏を着けた仰向けの姿勢
壁に足裏を着けた橋のポーズ