腹筋運動しても改善されないぽっこりお腹には今すぐこれ!骨盤底筋群&内ももトレーニング
ぽっこりお腹が気になって腹横筋トレーニングなどの腹筋を鍛えようとしてみるもなかなか改善されない場合、骨盤底筋と内ももの衰えによる内臓下垂が原因かもません。年齢と共に増えるこちらのお悩みを改善する方法をお伝えします。
骨盤底筋と内ももが衰えると内臓下垂になる?
ぽっこりお腹に悩む方は年齢と共に増えてきます。その原因のひとつは、内臓が下垂してしまうから。内臓下垂が原因でぽっこりお腹になっている方が、腹横筋トレーニングなどで腹筋を鍛えて改善しようとしても効果が表れにくいです。それでは、どこを強化したら良いのでしょう?
骨盤底筋群が衰えると負のループに陥りやすい
ぽっこりお腹の原因のひとつは内臓の下垂ですが、これには骨盤底筋群の衰えが関係しています。骨盤底筋群は内臓を支えているため、この筋肉が衰えると内臓は落ち込んでいってしまいます。内臓下垂による悪影響はさらにあり、内臓が落ち込むことで血行が悪くなり老廃物が溜まってしまったり、腸内環境の悪化にも繋がったりしてしまいます。このことから、さらに脂肪がつきやすくなる負のループに陥ってしまうのです。しかし、骨盤底筋群は重要な役割を担いながらも年齢と共に衰えやすいのです。尿漏れなどさらなる悩みを引き起こす前に、コツコツトレーニングすることが大切です。
鍛えるのが難しい骨盤底筋群は内転筋群からアプローチ!
骨盤底筋群を鍛える重要性をお話ししましたが、鍛えるのが難しいのも骨盤底筋群の特徴です。それでは、骨盤底筋群を効果的に鍛えるためにはどうしたらいいのでしょう?その鍵は内ももの筋肉である内転筋群にあります。
内転筋群は下から骨盤底筋群を支えています。そのため、骨盤底筋群が緩んだ時に支えてくれる内転筋群はとても重要なのです。内転筋群を鍛えることで、骨盤底筋群の働きを助けることができ、内臓下垂を防止、改善することへと繋がります。内臓の位置が整うことでぽっこりお腹も改善されていくのです。
寝たままできる骨盤底筋群&内ももトレーニングでさっそくケアしましょう!
骨盤底筋群と内転筋群を鍛えることが重要だとわかったところで、さっそくトレーニングを始めましょう!以下のトレーニングは全て寝たまま行うことができる簡単な内容です。普段、運動はほとんどしない方でも行いやすい内容ですので、気軽に始めてケアしていきましょう。
簡単トレーニングの方法
1. 仰向けになり、両膝を立てます。
2. 膝の間にクッションやブロックなどを挟みます。
3. 息を吸いながらお尻を引き上げ、息を吐きながらお尻を下ろします。5呼吸程度行いましょう。
動画を見ながら一緒に簡単トレーニング!
6分程度でできる以下の動画を見ながら一緒に動いてみましょう。寝たままできる簡単なトレーニングですが、意識を向けるべき部位など具体的に話していますので、ひとりで行っても効果的に行いやすいでしょう。繰り返し行ってケアしていってください。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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