子供の寝かしつけついでにできる!ママを悩ませる腰痛を解消する簡単"寝たまま"ストレッチ

 子供の寝かしつけついでにできる!ママを悩ませる腰痛を解消する簡単"寝たまま"ストレッチ
photo by gettyimages

子どもを抱っこするのに、体に結構な負担が掛かっていますよね。朝起きたとき、夜寝る前、腰が重くて辛い・・・そんな方は必見です。

広告

約7割のママが腰痛に悩んでいる?!

0~2歳の子どもを持つママを対象に第一三共ヘルスケア株式会社が行なった調査によると、妊娠中よりも産後のほうが体的につらいと答える人が多い中、不調を感じる部位1位は“腰”だったそうです。特に抱っこの時間が自然と長くなる、0歳児ママの75%が腰痛を感じているようです。こんなにも多くの産後ママを悩ませている腰痛。体が絶好調な状態であっても、子育てはハードなものです。そこに腰痛が加われば、余計なストレスを感じやすくなるでしょう。

なぜ産後ママは腰痛になりやすいの?

一番は体にとって負担が大きい姿勢が続きやすいことです。小さな赤ちゃんのおむつ替え、授乳、沐浴、長時間におよぶ寝かしつけ。腰が丸まってしまう姿勢が続くのも無理ありません。0歳のママが特に腰痛を感じやすい理由もここにあるでしょう。また、実は意外と体を動かせていないという点も腰痛に繋がりやすいです。
腰痛の原因の一つに、お尻の筋肉である大臀筋の硬さがあげられます。この筋肉は、歩く・走る・登るといった動作の際に使う筋肉ですが、産後ママにとってあまり使わなくなる筋肉になります。お子さんが大きくなり、公園へお散歩する時間が増えれば自然と使われるようになりますが、小さいうちはおうちで過ごす時間が長くなり腰が痛くなってしまうことがほとんどでしょう。

寝ながら大臀筋伸ばしをやってみよう

そうは言っても、毎日忙しいママが新たに何か始めるというのはハードルが高いでしょう。そこで、今回は寝ながらでもできるストレッチをご紹介。起きた後でもOK、寝る前にやるのもOK。たった30秒、ご自身の不調を緩和する時間を作ってみませんか?

やり方

1)仰向けになり、両ひざを立てます。

産後ママ
photo by KogaNatsumi

2)右ひざに左足を乗せ、隙間に左腕を差し込み、右ももの後ろで右手をつかみます。

産後ママ
photo by KogaNatsumi
産後ママ
photo by KogaNatsumi

3)左のつま先は立てておきましょう。

4)吐く息で右ももを上半身に近づけ、右の大殿筋を伸ばします。

5)30秒キープしたら、反対側も同様に行いましょう。

腰痛を放置しておくことは危険

たかが腰痛、されど腰痛。今はちょっとした痛みだけだからいいやと思いがちですが、積み重なると、ぎっくり腰や神経が痛くなるなんてことにもなり兼ねません。ママ業はとにかく忙しく自分のことは後回しにしてしまうことばかりですが、体の変化に気付けるのはあなた自身です。ぜひ労わる時間も設けてみてくださいね。

【出典】ママの体調は妊娠中よりも産後がツライ!産後あらわれる不調の第1位は「腰痛」(PRTIMES)

広告

AUTHOR

NATSUMI KOGA

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

産後ママ
産後ママ
産後ママ