モノを上手に手放すために罪悪感を向き合いたどり着いた考えとは?#わたしのサステナブルウィッシュ
今すぐはじめられる!地球のためにできるモノとの向き合い方
〇〇しすぎない
何も捨てないというのは、現実的なことだったのでしょうか?
全くそうではありませんし、私の精神的な負担もそれに見合うものではありませんでした。
けれど、例えば、作りすぎたり、買いすぎたりしないように気をつけることはできると思います。なぜなら、私が自分の生活を見直せば、最終的に多くの無駄を省けるからです。
手放す必要性を取り除く
そしてもちろん手放す必要がなければ、手放すことへの罪悪感を避けることもずっと簡単のはず。
だから私は新しいアパートでの生活は、本当に必要なものに集中し、散らかることを積極的に避けていきたいと思いっています。もちろん、子どもがいれば、そう簡単にいかないにせよ(前述した通り、アート作品を作るのが好きなので…)、パッケージされたお菓子を買うのではなく、手作りお菓子を作る余裕を作ったり、スーパーマーケットでの買い物よりも市場やバルクショップ(量り売りショップ)での買い物を増やすなどできること生活を見直していこうと思います。
センチメンタルクラッター
昔のバースデーカード、楽しかったけどもう持っておく必要のない写真などデジタルサーバーでの保管に移行。これは、子どものアート作品も含みます。
テクノロジーは、もう絶対に使わないし、保管にこまるようなものでも感情移入される意味のあるモノを捨てる罪悪感から解放させてくれます。
3Dの形でなくとも、思い入れは同じです。
ちなみに、こうした思い出品の費やす時間は、一気にやろうとするとかなり時間がとられるので、日々こまめにやっていくのが◎。
わたしにとって不要なモノでも誰かには必要なモノ
何かを「捨てる」必要があるとき、それが文字通りゴミ箱に捨てることではありません。
例えば地域社会に贈ることも、新しいものに変えることも、これまで通り用途を変えて再利用することもできるのです。
時には、修復不可能なほど壊れてしまったり、もう使えなくなったりして、ゴミ処理場に送らなければならない残念な現実もあります。けれど、そのたびに罪悪感にさいなまれるのではなく、いずれは捨てなければならないものを意識的に持ち、必要なものだけを消費し、不要なものは再利用すればいいのではないでしょうか。
そろそろ衣替えの時期…手始めに長年袖を通していない洋服がある方は、その洋服と向き合う時の参考になれば嬉しいです。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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