【不調の原因は「隠れ酸欠」かも】気持ちのよい心身を取り戻すルーシーダットン式呼吸法

 【不調の原因は「隠れ酸欠」かも】気持ちのよい心身を取り戻すルーシーダットン式呼吸法
AdobeStock
淵上亜美
淵上亜美
2022-06-07

「隠れ酸欠」ってご存知ですか? 呼吸をしているつもりでも全身に酸素が浸透しておらず、体内が常に酸欠状態なことを意味します。「呼吸がしづらい」「深呼吸ができない」という自覚がある人は、もしかしたら「隠れ酸欠」かもしれません。

広告

その不調、もしかして「隠れ酸欠」が原因?

深呼吸
photo by Ami Fuchigami

私たちは普段、呼吸を通じて酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出しています。吸い込んだ酸素は肺から血液を巡って、頭から足先まで全身に届き、それぞれの細胞が活動するためのエネルギーとなります。もし、その酸素が届かない、足りていない、となると、免疫力の低下や精神状態の不安定など、心身にさまざまな影響が出てしまいます。寝ても休んでも抜けないだるさや、長く続く憂鬱な気分を感じているとしたら、原因はもしかしたら「酸欠」にあるかもしれません。

隠れ酸欠を予防・解消する「ルーシーダットン」の呼吸法

場所を選ばず簡単にできる呼吸法で、隠れ酸欠を予防・解消しましょう。呼吸が楽になり、深呼吸がしたくなりますよ。

方法は簡単3ステップ

STEP1【吸う】お腹と胸いっぱいに息を吸って

STEP2【止める】息を止めながら、おへそを正面に残したまま、肋骨から上をゆっくり横にひねる

STEP3【吐く】息を吐きながら、ゆっくり正面に戻る

これを左右3回ずつ繰り返す

ルーシー呼吸
photo by Ami Fuchigami

「呼吸で始まり呼吸で終わる」と表現されるルーシーダットンは、「吸う」「止める」「吐く」の呼吸のリズムでゆったりと動き、心身を解放していくタイ式の自己整体ヨガです。この呼吸法とツイストのポーズを組み合わせることで、肋骨と横隔膜の癒着や緊張がやわらぎ、息を吐き出しやすくなるなど、呼吸に大きな変化をもたらしてくれます。

マットや椅子に座って、お風呂につかって、立った状態で、など、どんな時でもできるルーシーダットンの呼吸法。酸素を全身に行き渡らせて、体も心も活性させて行きましょう!

広告

AUTHOR

淵上亜美

淵上亜美

ヨガ&ルーシーダットンインストラクター。神奈川や都内をメインにフリーで活動中。数ブランドのアンバサダーやPR動画にも出演。『ヨガで心もカラダもHAPPYに』をモットーに、1人でも多くの人がヨガと出会い、ヨガを通じてしあわせやゆとりの連鎖を広げていきたいという思いからインストラクターの道へ。他にもアクロヨガやサップヨガを通じて幅広い層にヨガの楽しさや魅力を伝えている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

深呼吸
ルーシー呼吸