【閉経をお祝いする10の理由】女性にとって更年期以降の10年間は「人生の黄金期」!?そのワケは?
早すぎる閉経は要注意
閉経をお祝いする理由は10個もありましたね。ただし、早すぎる閉経は要注意です。40歳未満で閉経することを「早期閉経」といい、治療の対象になります。
早すぎる閉経は、生活習慣病は骨粗鬆症のリスクを高める、妊娠・出産ができなくなるなど、人生に大きな影響を与えます。もし40歳未満なのに3ヶ月以上月経が来ていないという場合は、迷わず婦人科を受診してください。
「私は早く閉経しちゃったから楽なのよ!」お友達がそんなことを話していたら、もしそのお友達が40歳未満だったら、迷わず婦人科を勧めてあげてくださいね。
ポジティブに捉えると更年期の症状も軽くなる
更年期も閉経も、女性ならば必ず通る道です。どうせ通るならポジティブに捉えたいですよね。更年期や閉経に対してポジティブにとらえている人のほうが症状が軽く、 体調が良いという結果が出ています**。
自分の体の変化に対して、「嫌だな、変わっていくなんて許せない」と考えていたら、つらい気持ちばかりが募りますよね。「更年期も閉経もまぁ悪くはないよね」と前向きに捉えらえれると、気持ちがすごく楽になると思います。ぜひ、閉経をポジティブにとらえて、その時を迎えることを楽しみに過ごしていただければと思います。
**田仲 由佳. 中年期女性の更年期症状に対する対処と心理的適応の関連. 発達心理学研究, 2015年26巻4号, p.322-331
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AUTHOR
永田京子
株式会社ウェルネスシアター代表、ちぇぶら更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ6万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
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