【背骨の動きを高めよう】腰痛改善・姿勢改善で若返る!良いこと尽くめの「背中ストレッチ」
ずっと同じ姿勢が続くと、身体がバリバリに固まった感覚ありませんか? 伸びをしたり、身体を捻ってみたりなんとなくストレッチしますよね。なんとなくのストレッチの効果を上げる方法を伝えます!
同じ姿勢で凝り固まった身体をどうにか改善したかったり、疲れた時にちょっと気分を変えたい時に伸びをしたり身体を捻ってみたりしますよね。コリや不良姿勢は、日常の生活習慣や日常動作の偏りで動かさない筋肉が身体を硬くし、疲労が溜まりやすい身体になっていくことで生まれます。
ガチガチに固まった背中や胸や腰や肩をほぐすには、背骨(脊椎)をたくさん動かすことで改善されます! 背骨意識して動いてみましょう!!
背骨(脊椎)の動きは4つ!関節の動きは2つ!
人間の背骨は頚椎・胸椎・腰椎に分けることができます。
胸と腰について言うと、骨と骨の間には椎間関節という関節があります。
背骨の動きは4つ。
・屈曲→背骨の動きは4つで胴体を丸める
・伸展→背骨を反らす
・回旋→背骨を捻る
・側屈→背骨を片側に曲げる
この4つの動きを行える背骨ですが、関節の動きは2つなのです。
2つの関節の動き(離開と圧縮)を胸椎と腰椎、右と左で動きを組み合わせて屈曲・伸展・回旋・側屈が起きます。
例えば‥
・背骨の右側の椎間関節が圧縮、左側の椎間関節が離開すると背骨は右側屈を起こす。
・腰椎の椎間関節を圧縮すると腰椎伸展(腰を反る)になる
圧縮と言っても一箇所に集中して圧縮をしてしまうと、潰すような形になりい痛みが出てしまうことがあります。
椎間関節に圧縮と離開という2つの動きしか無いからこそ、
大切なことは、潰すのではなく伸びながら一骨一骨ずつ少しずつ動かせること。
そして、2つの動きしか無いからこそ、例えば "反らす" が苦手だったとしても側屈や回旋で同じように関節は動かせるのです。なので出来る動きからゆっくりと動いていくことが大切♪
大きく動こうとせずに繊細に動いていくのです。
動画を見ながら丁寧にストレッチしてみよう
決して大きくやろうとせずに、丁寧に動ていみてください。その際に、痛いとか苦しいになるようなら、そこまでやらないこと。
ストレッチの本や動画の中に映る先生やモデルさんの身体と、自分の身体は性別や年令、骨格も体型も全てが同じ人はいませんよね。この動画もですが、あくまでも見本の動きを見せています。自分もあそこまでやらなきゃ!と思わず、自身の身体で感じる心地いいところまで動くことを大切にして動いて見てくださいね。
【動画でストレッチする際の注意】目からの情報につられないように
胸を開いて天井に‥と言われて動くと顔を上げ天井を見てしまいませんか? 本当は背骨を動かして胸を天井の方に開いていきたいのに、目が天井を認識してしまうと胸が天井の方に開いている感覚になってしまいます。
人が受ける目(視覚)からの情報は8割と言われています。
動かしたいのは胴体(背骨)ですから、顔から動かずに背骨の動きを感じながらストレッチしてみてください。
どうしても顔から動いちゃう場合は目を閉じて、心地よく伸びながら丸めるや反らすや捻るを感じてみてくださいね。
日々の日常動作がコリや疲れを生むように日々のコツコツストレッチが日常の快適を生んでくれます。背骨の動きを高めて、不調とサヨナラしていきましょう!!
AUTHOR
宮城由香
幼少の頃から様々なスポーツを行い、ダンサーとして活動していく中でパフォーマンスを上げる為にヨガやピラティスを始め2007年ヨガインストラクター認定コースを修了しヨガインストラクターとしての活動を開始。 妊娠出産を経て、全米ヨガアライアンスRYT200修了。 YMCメディカルトレーナーズスクールのテキストアーサナモデルを務める。 ヨガ雑誌のアーサナモデルや、オーガニックライフTOKYO・Yogafest横浜・YOGA JAPAN等、様々な大型ヨガイベントに出演。 2019年4月渋谷区恵比寿に 『 studioGOD 』をオープン。 2021年 Manduka アンバサダー就任 アナトミー的なアーサナ指導で丁寧に身体と向き合い 基本を大切にしながらチャレンジしていく、自分の力を育てていくレッスンが人気。
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