セルフラブを育むための方法「ミラーワーク」|実践者のわたしが感じるミラーワークのメリットとは

 セルフラブを育むための方法「ミラーワーク」|実践者のわたしが感じるミラーワークのメリットとは
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セルフラブを育むために考案された実践法『ミラーワーク』。必要なのはほんの少しの時間と鏡、そしてポジティブなアファメーションだけ。ミラーワークでセルフラブを育むための方法と始めるためのヒントをご紹介します。

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ミラーワークとは?

Septian simon
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『ミラーワーク』とは、セルフラブ力を向上させるための手法の一つ。そのやり方はとても簡単。鏡にうつる自分を見つめながら「私は自分を愛しています」「私は強いです」などのポジティブなアファメーションを口にするというシンプルなもの。

このミラーワークは、『Heal Your Body』や『Mirror Work: 21 Days to Heal Your Life』の著者であるトランスフォーメーション講師でセルフラブ専門家のルイーズ・ヘイ氏によって考案されました。

ヘイ氏は著書の中で、「ミラーワークを行うことは、あなたが自分自身に与えることができる最も愛情のこもった贈り物の一つである 」と語っています。

ミラーワークの効果は?

Abiodun Ageh
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ミラーワークの目的は、自分の中にあるネガティブな感情などを克服し、自分を愛することを学ぶということ。要するに、鏡の中の自分に向かって言っている肯定的なアファメーションを信じることがゴールです。

そして、気になるのは「本当に効果があるの?」ということではないでしょうか。2017年に行われたミラーワークに関する研究では、ミラーワークはセルフコンパッションの実践に効果的であるとされてあります。研究著者は 「鏡は副交感神経系の活動と結びついた癒しの感情系を活性化させ、このセルフコンパッション操作の有効性を高める」と述べています。

実際、私自身もミラーワークを続けてみたところ、自分自身を否定することや落ち込むことが少なくなりました。

実践者のわたしが感じるミラーワークのメリット

Caroline Veronez
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1. 自分自身とのつながりが強まる

ミラーワークを続けることで、不安や恐怖を生み出す条件付けを見抜くことができるようになってきました。

鏡の前にいて、自分の顔を見て、自分の体を見て、ただ自分自身を受け入れることは、最初の内は慣れない感覚がありましたが、数週間続けてだんだんと自分に対する優しさをより深く掘り起こせています。本来の自分とより深くつながっている感覚を得ることも増えてきました。

2.インナーチャイルドを癒やす

インナーチャイルドワークが気になる方は、ミラーワークを取り入れるのがおすすめです。ミラーワークでは不安を克服し自分自身とのつながりを深めることに重点を置いているので、インナーチャイルドワークと重なる部分が多く、この2つの練習は連動しているように思います。

最近では、自分自身を見るのが楽しいです。自分の体と向き合うことで、鏡の中の少女にもう一度会っているような感じです。

3. 自己肯定感を持つようになる

ミラーワークは自信と自己肯定感を高めるのに役立ちます。心の支え、賞賛、愛、そして褒め言葉を自分の外に求めるのではなく、自分でそのすべてを自分自身に与えることができることって、とても得をしているような気がします。

ミラーワークをはじめるためのヒント

 Spacejoy
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おすすめのミラーワークのやり方

ミラーワークの実践方法に正解はありませんが、わたしが3週間実践したおすすめの方法をご紹介します。

  1. 週3回、5分間、鏡で自分の顔を見ることから始めます。またBGMとしてリラックスできるプレイリストをかけるのはおすすめです。そして、ポジティブなアフォメーションを唱えてみて下さい。これを2週間続けます。(曜日と時間を決めてアラーム設定するのがおすすめ!)
  2. 最後の1週間は毎日5回10分に増やします。もし、ネガティブになっている自分を見つけたら、優しくしてあげましょう。

ミラーワークを最適化するには?

1. 最適なアファメーションを選ぶ。

ミラーワークをするときに選ぶアファメーションは重要な要素。自分にとって特別で具体的なものを選びたいものです。アフォメーションは、分離して判断するのではなくより本物で深いと感じられるものを取り入れると良いかもしれません。例えば、「私はきれいです」よりも、「私はパワフルです 」と言ったように。

もし思いつかない場合は、以下を参考にしてみて下さいね。

・私は自分を信じています。
・私は素晴らしい人間です。
・私は自信と自尊心が高い。
・私は自分の価値を知っている。
・私は自分という人間が好きだ。
・私は強い。
・私は何事も克服することができる。
・私にとって大きすぎる挑戦はない。
・私の人生は豊かで充実している。
・私は自分の成長に全力を尽くします。

2. 回数は徐々に増やしていく

ミラーワークを始めるにあたって、一定の時間制限に怯える必要はありません。

もし5分でも長いと感じたら、それでいいのです。慣れない内のミラーワークは戸惑うかもしれません。

もし戸惑って、自分を否定したくなってしまった時には、私たちの"生来の価値"は、実際の反射で見えるものよりもはるかに大きいということを忘れないのもポイント。

3. カスタマイズする

鏡の前に長時間いることに慣れたら、いろいろなことを取り入れて、自分の好きなようにカスタマズすることができるのはミラーワークの面白いところ。例えば、瞑想やマントラ音楽を付け加えてみたり、自分の好きな香りに包まれて練習してみたり…

4. ふとした時に練習する

ミラーワークを習慣化するのは確かにいいことですが、時間がないときも多いですよね。けれど、ふとしたときに鏡に映った自分を見るときなど、もっと気軽にやってもOK!朝、身支度をしているときに鏡に映った自分に「よく頑張ったね」「大好きだよ」と声をかけるだけでも効果があると思いますよ。

ミラーワークを今日からはじめてみよう

Gabrielle Henderson
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セルフラブは必ずしも簡単ではありませんが、正しい実践を重ねることで、ゆっくりと自分の内側に保持している不安や条件付けを削り始めることができます。ぜひ、今日からミラーワークを始めてみませんか?

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AUTHOR

桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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