【これができたら要注意】体に悪い"気をつけ"の立ち方とは|10秒でできる即改善ワーク
両足でまっすぐ立つ…誰でも日常的に行っている姿勢ですね。けれど実は「体に悪い立ち方」があるのをご存知でしょうか?チェックしたいのは「○○ができるかどうか」。さっそくご自身の立ち方をチェックしてみましょう。
あなたは大丈夫?これができたら要注意!
両足を平行にして立つ、気をつけの姿勢。ヨガでは「山のポーズ」と呼ばれます。見た目はとてもシンプルですが、基礎的な体の使い方が凝縮されている立位の基本ポーズです。さてこの姿勢を行う時、もしも膝をグッと押し込むことができる人は注意が必要なことを知っていますか?
膝を押し込むと「体に悪い立ち方」になる?
膝の押し込みができる状態のことを「膝の過伸展」と言います。過伸展とは関節が180度以上に伸びロックされたような状態になること。このままヨガポーズに取り組むと関節やそれを支える靭帯に負担がかかり違和感や痛みに繋がりかねないのです。
さらには膝を押し込んで立つことで、前腿が張り出してくる・骨盤が前にずれる・体幹が抜けてぽっこりお腹に・胸が閉じる・巻き肩やストレートネック、肩こりの原因になる…など体に様々な不調を招く、まさに「体に悪い立ち方」になってしまいます。
体にいい立ち方をマスター!10秒でできる即改善ワーク
今回は気になる膝の過伸展を即改善できるワークをご紹介します。立ち方を意識するだけで体全体が引き上がり、力強く立つ感覚が見つかると思います。
用意するもの
・ヨガブロックや丸めたバスタオルなど、足に挟むもの2つ
やり方
▼動画で動きをチェック▼
1.ヨガブロックを足首の間と内腿に挟む
2.腿のつけ根に近いところを軽く後ろに押し、膝をわずかに曲げる
3.足に挟んだヨガブロックを真上に引き上げるイメージでじわじわ膝を引き上げる
NG:ブロックを後ろに押し出すと膝が過伸展になってしまう
最初は「膝が伸びている感じがしなくて変な感じ…」と思われるかもしれません。けれど徐々に筋肉を引き上げる感覚が芽生え、立位のポーズが格段に安定してきます。ヨガの時だけでなく、ぜひ日常の姿勢から意識してみてくださいね
AUTHOR
のぐちかなこ
専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。
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