【ひどい肩こり】意識すべきは「鎖骨」!ガチガチの肩こりを解消する簡単鎖骨ワーク
春の気温差で洋服選びが難しい季節になりました。春の装いになり首元が冷えていませんか?冷えによる血行不良に加えて、スマホ、PC、車の運転など現代人のライフスタイルは肩こりが悪化する要因がいくらでもあります。冷えや同じ姿勢でこり固まった筋肉は、しっかり動かすことで血行を促進させほぐしてあげましょう。
肩甲骨を自然に動かすために鎖骨を意識しよう
肩こりを解消するのに肩甲骨を動かすと良いことはご存知の方が多いと思います。
ただ、肩甲骨は体の背面にあり動きに慣れていないと肩甲骨をどう動かすのかを意識するのはわかりにくいかもしれません。
この背中側にある肩甲骨は肋骨の上に浮遊している骨で、鎖骨を介して体幹とつながっています。
鎖骨は肩甲骨と胸の中央のネクタイのような骨(胸骨)とつながっていて体の前面にあるため、肩甲骨よりも意識をしやすいです。
鎖骨を触りながら肘を動かす「鎖骨ワーク」を行うことで肩甲骨を自然に動かし肩こりを解消していきましょう。
また、鎖骨を支点に肩甲骨をしっかり動かすと胸の背骨(胸椎)も連動するため、胸椎の柔軟性も上がり姿勢が整っていきますよ。
やり方
鎖骨ワーク①
- 鎖骨の内端に手をそえて息を吐きながら両肘を前に突き出す
- 息を吸って手を鎖骨の外端にすべらせながら両肘を後ろに引く
- 数回繰り返す
鎖骨ワーク②
- 鎖骨の内端に手をそえて息を吐きながら右肘を下、左肘を上に向ける
- 息を吸って戻り、反対側も行う
- 左右数回繰り返す
鎖骨ワーク③
- 鎖骨の内端に手をそえて息を吐きながら右肘を前方に突き出し、左肘を後方に引く
- 息を吸って戻り、反対側も行う
- 左右数回繰り返す
鎖骨ワーク④
- 鎖骨の外端に手を添えて肘を前→上→後ろ→下に数周まわす
詳しいやり方を動画で見る
手で直接触れられる鎖骨を意識して動くことで血流を促し、硬くなりやすい肩甲骨周りや胸椎をほぐして肩こりを解消しましょう。同じ姿勢が続いたなと思ったら細めに動かしてみてくださいね。
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
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