アンジャッシュ児嶋一哉が変化にびっくり⁉【首が前に出る】悩みを解消する簡単ヨガ
体の不調あるあるを、アンジャッシュ・児嶋一哉さんがヨガで解消していく本連載。忙しくて心身のメンテナンスを忘れがちな毎日も、簡単ヨガでヘルシーに!
今回のお悩み【首が前に出る】
スマホを見る時間が長いからこそストレートネックが慢性化……
猫背や肩こりにも関連するけど、1日何時間もスマホにiPadに、台本に新聞にと、うつむき姿勢で何かを見ている時間が増えたから、普段も首が前に出たまんま。ときどき首を後ろに正そうとしてはみるけど、ストレートネックが慢性化した自分の姿勢を写真や映像で見るたび、なんとか直したいな~って……。
解消ポイントは?
骨盤を立てて下から積み上げる!
スマホが原因で、首を前に傾けたまま固まるストレートネックに悩む方は多いですよね。解消するには土台となる骨盤から整え、背骨も下から積み上げながら上に伸ばすことが重要。正しい背骨の延長線上に頭をのせれば自然と首の位置が整うからです。体軸を支える腸腰筋や腹筋、背筋も意識して使うと効果的です!
WORK① 内股締めの椅子のポーズ
内転筋を強化し、連携する腸腰筋も効果的に使えるようになると骨盤が立ち、背骨も引き上げやすくなります。内腿にブロックを挟む椅子のポーズで、背骨を伸ばす感覚を養いましょう。
HOW TO
両脚を骨盤幅に開き内腿にブロックを。股関節を後ろに引き、両手と背骨を引き上げて。【5~10呼吸】
◎動きのポイント
下腹に力を入れ、腰は反らずに背骨の間のスペースを広げるように長く伸び上がることが大切。すると内転筋から腸腰筋、腹筋、背筋が適切に使えて、首も自然と正しい位置に。
WORK② 簡単ダンダーサナ
壁に背面と後頭部をつけたダンダーサナでは、背骨の上に首と頭をのせたときの正しい位置を確認。さらに腰を立てる力や、背骨を積み上げていく感覚もブラッシュアップできます。
HOW TO
壁にお尻・背中・後頭部をつけて座る。ベルトやタオルを足裏にかけ、かかとをできるところまで押し出す。【5~10呼吸】
徐々に伸ばす!
◎動きのポイント
首の力は抜いて後頭部と背面を壁につけ、腰を立てたままかかとを押し出して、同時に背骨を伸ばし上げることに集中。膝や肘は曲がっていてもOK!
快適な首の位置を確認、仕上げの秘密は笑顔に!?
「ダンダーサナは首も背中も壁にピタッとつかないし、頭の正しい位置があんなに後ろだったとは(苦笑)。でも、土台から整えていくアプローチはヨガならではで、効果もテキメンでしたね!」と気づきを深めた児嶋さん。梅澤先生は児嶋さんの練習を見守るなかで、こんな新発見も!
「首や肩の力を抜くって、なかなか難しいですよね。でも児嶋さんが撮影中に、ニッコリ自然な笑顔を見せたとき、一瞬でスッと力みが解けて首の位置も整いました。力みを手放す秘訣は笑顔かも!私も勉強になりました」
試してみた感想は…?
背筋が伸びると気持ちいい♪整った姿勢をキープしたい!
首だけ気にしてもすぐ元に戻っちゃってたけど、骨盤の安定と背骨の引き上げたらキープできた!やっぱり姿勢が大事ッスね!背筋が伸びると気持ちいいし、整った状態をキープするため、Workをやっていきます!
児嶋一哉さん
1972年生まれ。俳優業でも高い評価を受ける。現在は、YouTubeチャンネル「児嶋だよ!」も配信中。2008年にヨガを始め、2016年に本誌主催アワードで「ベスト・オブ・ヨギ」受賞。近著『おっさんずヨガ』(インプレス)、エッセイ集『俺の本だよ!!』(世界文化社)が好評発売中。
教えてくれたのは…梅澤友里香先生
ヨガインストラクター、ウェルネスライフアドバイザー、モデル。studio MINAKAディレクター。ダンサーや役者の経験を経て、ヨガの道へ。わかりやすい指導と親しみやすい人柄で幅広い世代にファンを持つ。
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