指先の冷えにチョコ?欧米で既にブームのヘルシーチョコ「ローチョコ」とは【マインドフルダイエット】

 指先の冷えにチョコ?欧米で既にブームのヘルシーチョコ「ローチョコ」とは【マインドフルダイエット】
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松田 真紀
松田 真紀
2022-02-08

カカオポリフェノールの優れた抗酸化作用で、高カカオチョコレートは今や健康と美容に嬉しい「太らないおやつ」。カカオの香成分「テオブロミン」はうっとり至福な気持ちにしてくれるアロマ効果があります。 寒さによるストレスで気持ちがうつろいやすい時期、また、女性の悩みである生理前や更年期のおやつとして上手に活用してマインドフルにダイエットをしてみませんか?

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「ローチョコレート」の「ロー(RAW)」は「未加工」「生のまま」という意味

ローチョコレートとは、主原料のカカオパウダー、カカオバターをはじめ、原材料を48℃以上に加熱していないものを使い、低温で作られるチョコレートのことを指します。また、白砂糖や乳製品、乳化剤、遺伝子組み換え植物を原料とした油、トランス脂肪酸、合成着色料など、体に負担のかかる食材を使わないのが特徴。欧米ではすでに注目されており、日本でもじわじわとブームがきています。

加熱しない生ならではの豊潤なカカオの香りが印象的で、何より食べた後も体が軽い! 普通のチョコと食べ比べて、その違いを体験してみてください。

なぜ「ローチョコ」が体にいいの?

チョコレートの原材料、カカオはスーパーフード。そのメインとなるのが抗酸化栄養素の「カカオフラバノール」。しかし、チョコレートを製造する過程でカカオビーンズの加熱が行われる際に、フラバノールが減少してしまいます。その点、低温で作る「ローチョコレート」は、フラバノールの損失を防ぐことが可能です。

ダイエットや若返りに働くミネラルやビタミンC、抗酸化力成分ポリフェノール、フェニルチアミンやトリプトファンといったカカオに含まれる魅力的な栄養素は、実は加熱に弱いものが多く、これらを加熱しないことで損失することなくチャージできるのです。

冬に「カカオ」でツラい指先の冷えを改善!ハッピーホルモン補給で安眠も

カカオに含まれるカカオフラバノールが「皮膚血流量」を増やし、皮膚温度と高め「指先の冷えの感覚」の改善にも期待できることがわかっています。また、寒さでストレスを感じやすい冬の女性のメンタルを整えるのが「ハッピーホルモン」と呼ばれる「フェニルチアミン」や「トリプトファン」。これらは安眠対策にも◎。カカオの効果をそのままチャージできるローチョコが冬におすすめの理由です。

嬉しい「血糖値抑制効果」も高くなる

血糖値が上がりにくい、という理由で、高カカオタイプのチョコレートを選ぶ方も多いはず。これもカカオポリフェノールの抗酸化力が影響しています。ローチョコはこの血糖値抑制効果もあがることが期待できます。つまりダイエット向きのチョコといえます。

管理栄養士のおすすめローチョコ

ロンドンの代表的な「ローチョコ」がネットでも簡単に購入できるようになりました!

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「オームバー」
ロンドン発、世界20か国以上で販売されている、ヨーロッパを代表する人気のローチョコレートブランド「オームバー」。同じココア含有量のチョコレートと比べて、フラバノールは6倍以上! カカオ60%のハイカカオタイプです。

原料には、エクアドル産の高級カカオ豆未精製のココナッツシュガー、天然のスーパーフルーツ、乳酸菌などこだわり抜いたものを使用しています。アサイー&ブルーベリーなどンチエイジングのスーパーフルーツとの組み合わせが魅力的。フルーツの抗酸化ビタミンも失うことなくチャージできます。
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松田 真紀

松田 真紀

1972年、兵庫県生まれ。管理栄養士。日本抗加齢医学会認定指導士。アスリートフードマイスター3級。女子栄養大学卒業。株式会社バードワークス代表取締役。1994年、明治乳業株式会社入社。その後、電通など広告代理店勤務を経て、2014年、スポーツと健康に特化した「食プロデュース」を行なう株式会社バードワークス設立。自ら18才から15年以上20kgの体重増減、摂食障害に。苦しいダイエット生活の末辿り着いた、外食、コンビニ、レンチン、OK!ラクして食事を楽しむダイエットを提案する管理栄養士として300以上の施設団体など多方面で活躍中。著書『居酒屋ダイエット』(三笠書房)。趣味はトライアスロン、100kmウルトラマラソン、フルマラソン、全米ヨガアライアンス200習得中。



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