【43秒】心が落ちついて安眠効果もあるヨガポーズって?
PC作業やスマホ操作など、とかく現代人は頭がいつでも忙しく、首もかたまりやすくなっています。頭部や首周りをほぐしていくポーズで、自律神経を整え、よい眠りに入る準備をしましょう。「子宮美人ヨガ」を指導するヨガインストラクターの仁平美香先生に教えていただきました。
頭頂のツボを心地よく刺激する「うさぎのポーズ」
百会(頭頂付近にあるツボ 両耳付け根をむすんだ点)を床につけるうさぎのポーズは、自律神経を整え、よい眠りへと導いてくれます。頭や目の疲れを解消するほか、お肌にもよいとされ、心身をリラックスさせてくれる効果も期待できます。 「頭をつける易しい逆転のポーズになりますので月経期間中は避けましょう」と仁平先生。また、ポーズ中キョロキョロと視線や首を動かすのは首などを痛める原因になるなど危険なので、頭をヨガマットにつけたあとは、首を左右に動かさないようにしましょう。
HOW TO
1.子供のポーズからスタート
四つん這いの姿勢からスタートし、かかとにお尻をつけ、頭をマットにしずめます。手は足の方向にだらんと伸ばし、子どものポーズを作ります。頭と体の重みを感じながら、力を抜いていきます。頭の重みを感じながら、おでこがマットに沈んでいくような感覚で脱力しましょう。指で百会の位置を触ってチェックしつつ、やさしく押します。触ることで、意識しやすくなる効果も。やさしい圧をかけてマッサージしていきましょう。
2.おでこから百会にゆっくり移動
手を顔の横につき、お尻をゆっくりと持ち上げ、その力を利用して頭もマットの上を転がるようにしながら、マットについている位置をおでこから百会(頭頂部)までずらしていきます。百会まで動かせない方は、無理せず日々の練習の中で、徐々に百会に近づけていきましょう。
3.百会をつけてリラックス
百会がマットについて安定したら、そのままキープしましょう。バランスがとれて安定している人は、手を体の横に下ろしてもOK。全身の力を抜いていきましょう。ゆっくり鼻で呼吸しながら、リラックスした状態をしばらくキープします。目線は足の間から向こうの景色をぼんやりと見るようにして、目線からも脱力を意識していきます。
注意
首を動かすのは絶対にやめましょう。頭に体重がかかったまま頭を動かすと、首を痛める原因に。ほかに気をとられたりせず、足の間から反対側の景色をぼんやりと見て、静かに同じ状態をキープしましょう。
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