【50歳以上の人は注意したい】クリスマスやお正月で太らないための食事法
高カロリーな食事をしても太らないための工夫
野菜を先に食べる
前述したように、低カロリーのものを先に食べる事である程度お腹が満たされるため、その後の食べ過ぎを抑える事ができます。それだけでなく、先に野菜を食べる事のメリットは血糖値の上昇を緩やかにしてくれる点にあります。もしも空腹時にカロリーの多い食事をすると、血糖値が急上昇し、それを下げるために膵臓からインスリンが大量に分泌され、血中の糖分を脂肪に変えて体に蓄積させてしまいます。ところが、野菜に含まれる食物繊維は食事の始めに摂る事で血糖値の急激な上昇を防いでくれる効果があるため、空腹時は先に野菜から食べる方がおすすめなのです。
ディナーはなるべく早い時間に終わらせる
私たちの体には、脂肪が増加する司令塔BMAL1(ビーマルワン)という体内時計が備わっており、BMAL1が増加する夜9時以降は脂肪の蓄積量が増加すると言われ、反対に一番脂肪の蓄積量が少ないのが午後3時ごろと言われています。そのため、夜9時を過ぎる夜遅い食事ほど太りやすくなる傾向があるため、早めの時間で済ませられるのであればその方が脂肪蓄積しにくいのです。
食べ過ぎたと感じた翌日から低カロリーメニューに
当日食べ過ぎたと感じたら、それをそのままにせずに翌日からさっそく低カロリーメニューに切り替えましょう。野菜を中心にし、糖質と脂質はなるべく抑え、低カロリーであってもタンパク質はきちんと摂るようにします。タンパク質が多く脂質が少ない食べ物として、鶏のささみ、鶏のムネ肉、牛ヒレ、大豆などがあります。また、この時期に有酸素運動でカロリー消費するのを併せるとより効果的です。摂取カロリーよりも消費カロリーの方が多くなれば、脂肪をエネルギーに変換して消費してくれるため、脂肪蓄積をリセットできます。
まとめ
年末年始の食事で太ったまま戻らないのを避けるためにも、控えられそうな食べ物は極力控え、野菜を活用して調整したり、食べる時間帯を考えたり、なるべく早いうちに低カロリー食に切り替えリセットしたりして、太り過ぎを防止しましょう!
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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