「傷ついた自分を愛することから始めた」抜毛症のボディポジティブモデルGenaさんインタビュー後編

 「傷ついた自分を愛することから始めた」抜毛症のボディポジティブモデルGenaさんインタビュー後編
Gena

誰かと同じでいることに安心感を得たり、“自分と違う誰か”に優しさが持てなかったり。誰もがなんとなく生きづらさを感じている現代社会で、自分らしく生きるには? 自分自身を信じ認めて自分らしく人生を歩んでいる方々に「これまでのこと・今のこと・これからのこと」を伺うインタビュー連載「人と違う、私を生きる」。 第2回は、抜毛症のボディポジティブモデルGenaさん。後編では、10代前半から慢性化してしまった抜毛行為を認め、自ら抜毛症だとカミングアウト・発信するようになったきっかけから、誰もが生きやすい世界に必要なことなどお話をお聞きしました。

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こんな髪を持つ体でも美しくなりたい!という思いに

――26歳でカウンセリングを受けたことをきっかけに、「ずっと恥だと思っていた」抜毛症の自分、髪の毛を抜いている自分を受け入れられるようになったというGenaさん。それをカミングアウトしようと思ったきっかけを教えていただけますか。

Genaさん:やっぱり、自分が抜毛症だということを認められたことが大きかったです。最初は、別にそれを人に言う必要はないなと思っていました。でも、自分の悩みに向き合っていくなかで、いろんな本を読んだり、映画を観たり。特にドラァグクィーンやLGBTQをテーマにした作品は、抜毛症ではないけど自分と同じように苦しんでいる人がいて、でもその苦しみから抜け出して自分らしく輝いていく。その過程にとても勇気づけられました。その先人たちにパワーをもらって、自分の経験が誰かの力になるならと思うようになりました。

それに加えて、ボディポジティブの活動をしている方々の存在も大きいです。最初の出会いは、海外のプラスサイズモデルの方をインスタで見かけたことでした。彼らのインスタ を見ているうちに、体型だけじゃなく、髪の毛も同じじゃない?って思うようになった。

今の私の髪の毛は、頭頂部がなくて河童みたいになっちゃっています。それでも、この体で美しくなりたい!という思いが止められなくて。そこで、ボディポジティブの活動を開始してました。最近では「今、こういう活動をしているんだよ」という一環で、友だちに言えるようになりました。

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ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



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