【むくみやだるさは胃腸の疲れかも?】忘年会シーズンに!胃腸が元気になる「薬膳ロールキャベツ」
コロナによる生活の変化で、飲み会や外食は減ったものの、年末は比較的外食が増えるシーズンではないでしょうか。胃もたれに限らず、だるさやむくみに悩まされる人も多いのでは?「食べる薬」と呼ばれる、「キャベツ」を食べて、胃腸を元気に年末を乗り越えましょう。
こんな人は、「胃腸疲れ」さんタイプかも。
季節の変わり目や外食が続いて、肌荒れや身体のだるさ、むくみが気になっている方もいるのではないでしょうか。
胃腸がつかれて老廃物が溜まっているのが原因の一つの可能性もあります。
「胃腸疲れ」さんタイプチェック。2つ以上当てはまる方は疲れ気味
- むくみやすい
- 口の周りやおでこに吹き出物・ニキビがある
- 寝起きが悪い
- 身体がおもだるい
- お腹が張っている
食べすぎや身体の元気が低下すると(=「気(き)」が足りなくなると)、胃腸の消化の働きが弱まって、老廃物が溜まってしまい、上記に例を挙げた様々な不調につながります。
胃腸を元気にしてくれる「キャベツ」
・胃腸の働きを助けて食欲増進
・胃もたれやげっぷ、胸のつかえなどの解消
・胃痛をやわらげる
・余分な熱と水を取り除いて、むくみ解消
現代医学でも、胃潰瘍の治癒に効果がある「ビタミンU、ビタミンK」を豊富に含んでおり、胃腸をを元気にする食材として知られています。
また、キャベツから発見された、この「ビタミンU」は『キャベジン』とも呼ばれています。胃痛・もたれ・むかつきにのお薬として、ご存じの方も多いはず。
意外と簡単!「薬膳ロールキャベツ」レシピをご紹介
1)下準備
キャベツ4枚を茹でて、ざるに上げて置く(剝がす時になるべく破れないように、多少はOK)
2)タネづくり
材料をボールに全部入れて、粘り気が出るまで混ぜて、4つのボールに丸める
基本の材料:牛豚の合いびき肉(100g)、タマネギみじん切り(1/2個)、パン粉(大さじ1)、牛乳(大さじ2)、塩コショウ(少々)
薬膳食材:マツの実
⇒血を補うことで、肌にハリとツヤを与え、腸を潤して便秘を改善してくれます。咳止めや、滋養強壮(※疲れた体を元気にしてくれる作用)にも良く、高齢の方や虚弱体質の方への薬膳に用いられることが多い。
※現代医学の観点:「陸の牡蠣」と呼ばれる。良質のタンパク質やビタミンB群、食物繊維、カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、ミネラルなどが多く含まれ、ほぼ完全栄養食といっても過言でないくらい滋養強壮によい食材といわれています。
3)キャベツで巻いて、お鍋に並べる
巻き方がわからない方は、以下に動画もあるのでご確認ください。
4)お鍋に並べて30分煮込む【無水調理の場合】
しめじ(適量)・ローリエ(1枚)、塩・黒こしょうをふる。フタをして【弱火】で30分加熱して完成
※多少キャベツに穴が開いても大丈夫です。鍋に並べる時には、破れたところを下にして置きましょう。今回は小さいキャベツであながあいてしまったものには、ベーコンを巻いて補修してみました。
【無水調理以外の場合】
コンソメスープを入れて20~30分程度様子を見ながら煮込みます。
※コンソメキューブ(2個)、お湯(500ml)、塩 黒こしょう(少々)
動画はこちら↓↓↓
AUTHOR
yoyokampo/世世漢方
ハードワークの会社員から、漢方スタイリストの道へ。20代後半から感じる、顔の疲れや老け、だるさなど病名のつかない ”何となく” の身体の不調改善のため、ヨガ(RYT200)や漢方・薬膳を本格的に学ぶ。日々の生活のちょっとした工夫で、ヘルシーで美しいカラダになれるヒントを発信中。また2020年、きれいな海を求めて地方移住をし、週休4日の働き方を実現したフリーのリモートワーカーでもある。
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