【最近熟睡できないのはなぜ?】寝ても疲れがとれない原因&ぐっすり眠れる「3分ストレッチ&ヨガ」

 【最近熟睡できないのはなぜ?】寝ても疲れがとれない原因&ぐっすり眠れる「3分ストレッチ&ヨガ」
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Nao Yoshizawa
Nao Yoshizawa
2021-12-17

「寝ても寝てもスッキリしない」「夜に目が覚めてしまう」「なかなか寝付けない」など、睡眠に関する悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか? 睡眠不足や浅い睡眠は、カラダや心の不調だけでなく生活の乱れにもつながる悩ましいものです。今回の記事では、毎日3分でできる、熟睡ストレッチ&ヨガを紹介します。

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ちゃんと熟睡できてる?熟睡できていないと起きる不調とは

それでは、十分に熟睡できていないと、どのような不調や症状が起きるのでしょうか。十分な時間眠ったのに、以下に当てはまる症状があれば熟睡できていないのが原因かもしれません。

  • ・朝起きた時にすでに疲れている
  • ・だるい、体が重いなどの倦怠感
  • ・何に関してもやる気がでない
  • ・なかなか肌荒れが治らない
  • ・仕事や家事に集中できない
  • ・怖い夢ばかり見る
寝不足
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いかがでしょうか。当てはまるものが多かった方は、睡眠の質があまり良くない可能性があります。
夜寝る前の習慣を整えたり、軽いストレッチで脳をリラックス状態にすることで、「熟睡」は作り出すことができます。心地よく目覚められる朝のために、少しずつ改善していきましょう。

熟睡のために大切な3つのポイント

何事にも準備やウォーミングアップが必要であるのと同じで、熟睡のためにも、しっかりとした準備が必要です。

たくさんの情報が溢れる忙しい社会で一日を過ごした後には、頭の中が様々な情報や感情でいっぱいになってしまっていたり、体も緊張して凝り固まってしまっていたりします。

そんな状態から、よく眠れる落ち着いた状態になるためには、次の3つの準備が大切です。

  • ・体の緊張を緩める
  • ・頭の中をすっきりさせる
  • ・深い呼吸をして心を落ち着ける

これらの3つのポイントを意識することで、「よい睡眠のための準備」を整えることができます。

熟睡するための簡単ストレッチ&ヨガ

毎日3分でできるストレッチ&ヨガです。最近ぐっすりと眠れていないと感じる方は、ぜひ一度試してみてください。

①1:2呼吸

まずは、座りやすい姿勢で座ります。目を優しく閉じたら、鼻から大きく息を吸い、ゆっくりと鼻から吐き出します。ポイントは、吐く時間を吸う時間の2倍にすることです。

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<効果>吐く息を長くすることで、副交感神経が優位になり、リラックスすることができます。また、吐く息と一緒に自分の頭の中のいらない情報を吐き出すようなイメージをすることで、頭の中をすっきりさせる効果も期待できます。

②ジャーヌシールシャーサナ

次に『ジャーヌシールシャーサナ』を行います。足を前に伸ばしてから、片足を反対の足の太ももにつけます。吸う息で背筋を伸ばし、骨盤から倒すようにして前屈します。ポイントは、しっかり呼吸に合わせることです。

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両方しっかり伸ばしたら、最後に足をバタバタさせて伸ばした部分を緩めましょう。

<効果>凝りがちな股関節周りをほぐし、血行が良くなり、また体全体の緊張を緩めることができます。両足を伸ばした状態での前屈に比べて、体の堅い方でもやりやすいため、夜寝る前でも無理なく行うことができます。

③赤ちゃんのポーズ

マットもしくはベッドに寝っ転がり、両膝を胸の方に引き寄せて丸くなります。丸くなったら、頭を床から上げたり下げたりして首回りをほぐしたり、コロコロと左右に揺れて背中をほぐします。足をバタバタさせてお尻を叩いてあげるのもマッサージ効果があります。

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<効果>休める状態をキープしながら、首回りや背中などの疲れが溜まりやすい部分を中心に、体全体をほぐすことができます。また、体を抱えるような形になるので、心理的な安心を感じる効果も期待できます。

④シャバーサナ

最後に『シャバーサナ』をします。マットに心地よく寝っ転がり、自然な呼吸を繰り返します。意識は呼吸と自分の体の感覚に向けます。何か他のことを考えてしまったら、そのことに気づいて、また呼吸に意識を向けます。ベッドの上でやっている場合は、このまま寝落ちしても気持ち良く眠れます。

<効果>シャバーサナという形をとりながら瞑想をすることで、睡眠直前の思考をすっきりさせることができます。ついつい考えすぎてしまいがちなことを、一旦頭の外に置くことで、熟睡に近づくことができます。

ぐっすり寝た感覚を実感!簡単ストレッチ&ヨガで「熟睡」しよう

いかがでしたでしょうか。どのポーズも夜の少しの時間で続けられる優しいポーズになっています。「なんだか眠れない」「寝ても寝ても疲れている」というときには、ぜひ一度試してみてくださいね。

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Nao Yoshizawa

Nao Yoshizawa

早稲田大学でヨガの基礎となる東洋哲学を学び、卒業後に本格的にヨガをはじめる。現在は一般企業で会社員をしながら、サステナブルライフとヨガのクラス"KITSUNE CABIN"を主宰。好きな言葉は"余白"と"自然"で、忙しい生活の中でも楽しめる「ここちよいヨガ」を提案している。



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