【睡眠不足の解消法】なかなか入眠できない…そんな人が見直すべき「4つの習慣」

 【睡眠不足の解消法】なかなか入眠できない…そんな人が見直すべき「4つの習慣」

寝返りを打ち、時計を見ると午前3時、しかも一睡もしていない – そんな翌朝の対処法をご紹介しましょう。

広告

睡眠は、私たちにとって非常につかみどころがないテーマですが、生産的で健康的な1日を過ごすためには不可欠です。専門家は1日7〜8時間の睡眠を推奨していますが、それには理由があります!

睡眠は心臓の強化につながります。寝不足になると、ストレスホルモンであるコルチゾールが体内で分泌され、心臓の働きが10倍になります。

また、睡眠は免疫力を高めます。枕に頭をのせている間、免疫細胞とタンパク質は休息します。そして、風邪やインフルエンザを撃退するための準備を整えることができます。さらに、米国睡眠医学アカデミーは、適切な睡眠によってワクチンの効果が高まると報告しています。

睡眠の重要性がわかったところで、睡眠不足を解消するにはどうすればよいのでしょうか?

1.スヌーズボタンを押してはいけない。UCSD Sleep Medicine Center(カリフォルニア大学サンディエゴ校 睡眠医療センター)の専門家によると、これは適切な回復のためには最も良くないことの1つだそうです。どれだけ寝たかに関わらず、日常生活を変えるべきではありません。起床時間を一定にすることは、健康なサーカディアンリズム(24時間周期で起こる肉体的、精神的、行動的な変化)に不可欠です。

2.大量のカフェイン摂取で状況を解決しようとしない。コーヒーを飲むことが日課になっている人は、ぜひ楽しんで下さい。しかし、カフェインを大量に摂取すると、頭痛や吐き気を催すだけでなく、翌日の睡眠サイクルが乱れてしまいます。

3.必要なら昼寝をしよう。睡眠医学博士号を持つ専門家、ソニア・アンコリ−イスラエルさんの記事によると、午後の半ば頃に25分間の仮眠を取ることは大丈夫だそうです。これは、何時間も寝落ちしてしまわない場合に限ります。アラームをセットして、時間が来たらパワーナップ(昼寝)を短く切り上げましょう。そうしないと、その日の残りの時間はグロッキーな感じになってしまいます。

4.外に出よう。自然光を浴びると、体内時計の働きで、疲れの原因となるメラトニンの分泌が抑えられます。また、太陽の光を浴びると、気分を良くするホルモンであるセロトニンの分泌が促されます。午後の太陽の下でちょっとした散歩をすると、気持ちが少し落ち着くはずです。

ベッドに入るときには、電子機器の電源を切り、夜食を控え、静かに瞑想することをお勧めします。よく眠れますように、おやすみなさい!

教えてくれたのは…マロリー・アーノルドさん
マロリー・アーノルドさんは、元放送ジャーナリストで、現在はウェブマガジン「Oxygen(オキシジン)」のデジタルアシスタントエディターを務めている。

ヨガジャーナルアメリカ版/「Bad Night of Sleep? Here’s How to Recover From It

広告

By MALLORY ARNOLD
Translated by Hanae Yamaguchi

AUTHOR

ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



RELATED関連記事