バレリーナのような美脚を目指せる?バレリーナメソッドを参考にヨガのポーズを練習してみよう!
ほどよく筋肉がつき、しなやかで細いバレリーナの美脚…憧れますよね。ハードに踊れる筋力がありながら、ほっそりと美しい体に美脚を持てるのには疑問を持ったことがある方もいるかもしれません。今回はバレリーナメソッドを取り入れたヨガのポーズを練習する方法をご紹介。これをバレリーナのような続けたら美脚になれるかも?!
バレリーナの美脚の秘密
体を引き上げる力を養う
つま先立ちで体を支え、難しい振付を長時間踊りこなすバレリーナ。実は筆者も若かりし頃はバレリーナを目指し、3歳から16歳までバレエをほぼ毎日踊っていました。華やかな舞台とは裏腹にかなり練習は過酷です。
プロとして舞台で活躍しているバレリーナは、もちろん幼いころからのレッスンを通して培ってきた筋力があってこそではありますが、ダンサーはムキムキと硬い体というより、ほっそりとしなやかな体つきが目立ちます。あれほどの筋肉を必要としながら、なぜ細い体をキープできるのでしょうか?
その理由は、バレエ独特の体の使い方。バレエでは、”体を引き上げる”という力が非常に重要になってきます。長い時間つま先立ちでいられるように、内もも(内転筋)をお腹周りなど、体の内側にある筋肉(コアマッスル)を使いながら踊っているのです。そのため、外側の筋肉を固めずに伸ばして使うことができ、しなやかな筋肉を養えるように。
美脚を作りたいなら内ももを鍛えると良い理由
バレリーナと言えば、その細いけれどしっかりと筋肉のついた美脚が目立ちます。
美脚の要とも言えるの太もも。太ももは、外もも(大腿二頭筋)は鍛えやすい筋肉でm強度があって張りやすく、鍛えれば鍛えるほどガッシリと、太くなります。脚トレーニングを拒む女性が多いのも納得できますよね。
けれど、美脚になりたいなら脚トレーニングは必須。そして、そのポイントとなるのは外側ではなく、やはり内側なんです。つまりは、内もも(内転筋)を鍛えることによって、バレリーナのような美脚を目指せるようになります。
普段の生活で使いにくい筋肉ではありますが、内ももを鍛えることによって、脚を閉じる力を養えます。すると、外ももにかかる力を軽くできて、外ももの発達したムキムキの脚ではなく、まっすぐでしなやかなラインの脚に整えられるになるのです。
バレリーナメソッドを参考に!ヨガブロックを使った橋のポーズで内ももを鍛えよう
橋のポーズにヨガブロックを使って、内ももを鍛えます。ヨガブロックがない場合は、タオルを丸めたものや軽めのクッションなどで代用してください。
- 床の上に仰向けになります。
- 両方の足を床の上に置いて、膝立ちになります。膝幅は腰幅に。そして、内ももの間にヨガブロックをはさみます。
- 両腕は体側へ置きます。
- かかとはお尻の近くに引き寄せます。できれば両体側に添えた手の指先にあたるところまで引き寄せるのが理想。
- ゆっくり息を吐きながら、両足の内側と腕を床の方に押していきます。
- お尻を固くしすぎず、柔らかく引きしめるように床から持ち上げます。
- 膝から胸のラインあたりまえで、滑り台を作るようにして、腕と肩、両足の裏で体を支えます。
- ヨガブロックを落とさないようにしっかりと内ももの筋肉にも意識を向けて、数呼吸。
- 背中の上の方からゆっくりと大地に体を預けていきます。
橋のポーズはヨガの練習でよく登場するポーズの一つですが、内ももまで意識が向かずに外腿を使っている方が多くいます。その結果、お尻を持ち上げた時に膝の幅が腰幅以上になっている方がよく見受けられます。足の裏全体で均等に大地を押すことが重要ですが、どうしても小指側に体重が乗ってしまうんですね。
解決先として、ヨガブロックを内ももの間に挟むことによって否応無しに意識を向けることができます。落とさないようにできるようになったら、内ももでヨガブロックを押してみたり負荷をかけてみてください。
内ももは普段の生活で動かすことの少ない筋肉です。最初の内は、筋肉が働いていることを感じにくいですが、続けるうちに「今、内もも効いてる!」と感じられるようになるはず。コツコツ続けてみてくださいね。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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