オンライングループ瞑想は、コミュニティ参加、ストレス解消、出会いを探す新たな方法。その理由は?

 オンライングループ瞑想は、コミュニティ参加、ストレス解消、出会いを探す新たな方法。その理由は?

対面クラスに参加することができない? でも、Zoomレッスンもそう悪くはない。その理由を考えてみよう。

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新型コロナウィルスによるパンデミックで、人々は家に閉じこもり、孤独を感じ、人とのつながりを必要としていました。メンタルヘルスの問題が深刻化する中、研究者たちは、瞑想を実践することで、パンデミックに関連したストレスからくる不安や鬱の割合を減らすことができることを発見しました。コミュニティや人とのつながり、安心感を求めて、オンラインのグループ瞑想セッションを利用する人たちも現れました。

グループ瞑想は、ヨガのグループレッスンのように、周りの人たちとのつながりを感じることができ、自分の瞑想の練習を深めることにもつながります。グループ瞑想のクラスに参加するとクラス終了後、より多くの人たちとのつながりや全体の一員であることを感じることができ、一人でのセッションよりもさらに有益な体験をすることができます。しかし、今回のパンデミックでは、対面式のクラスに参加することができません。そこで、多くの場合と同様、クラスはオンラインで行われています。

オンライン瞑想クラスはどんな感じ?

非営利の瞑想コミュニティであるInsightLA(インサイトエルエー)は、新型コロナウィルスがアメリカに広まった2020年3月、オンライン瞑想クラスの提供を開始しました。InsightLAのエグゼクティブ・ディレクターであるマーク・コーバーグ氏によると、このオンライン瞑想クラスはすぐにあらゆるタイムゾーン、そして20カ国以上の人々を魅了するようになったと言います。

では、このオンライン瞑想クラスに何が期待できるでしょうか?先ずは、カメラをオンにする準備をしておきましょう(というのもコミュニティを基本としたクラスだからです)。InsightLAは、先生の顔しか見えないウェビナー形式のクラスではなく、参加者全員がお互いの顔を見ながら練習できるZoom形式のクラスを立ち上げたと、コーバーグ氏は述べています。

また、「マインドフルネス・ストレス低減法」や「マインドフル・セルフ・コンパッション」のクラスでは、このようなコミュニティ意識を促進するために、参加者数の上限を25〜30人程度に設定しています。しかし、大規模イベントでは4,000人近くの参加者が集まりました。

コーバーグ氏によると、世界が混沌とし、コミュニティを育むのが難しい時代に、InsightLAのオンライン瞑想クラスに感謝する声が多く寄せられたと言います。また、パンデミックが終息しても、InsightLAはオンライン瞑想クラスを中止する予定はありません。「ビジネスモデルの観点から見ても、オンライン瞑想は確実に組織の継続的な一部になると思う」と語っています。

生徒や先生の中には、長期にわたってオンライン瞑想を続ける人もいるかもしれません。交通量の多いロサンゼルスでは、他人と一緒に瞑想をするためにロサンゼルス中を歩き回ることは、誰にとっても理想的ではないかもしれません。オンラインのグループ瞑想であれば、コミュニティとのつながりを維持しながら、通勤時間を短縮することができます。

オンライン瞑想クラスで…出会いがある?

そして、これらのグループ瞑想セッションの中で出会いを見つけることもできるかもしれません。女優のヴァネッサ・ハジェンズは、Zoom瞑想中、現在の恋人であるピッツバーグ・パイレーツのコール・タッカーと出会いました。ハジェンズとタッカーが参加した有名人グループのZoom瞑想セッションへの招待状はまだ届いていないにしても(いつかは招かれたい!)、自分の受講するオンライン瞑想クラスで誰かに恋をしても良いではありませんか?

教えてくれたのは…エレン・オブライアンさん
エレン・オブライアンはヨガジャーナル のスタッフライター。ライフスタイル、カルチャー、健康分野を得意とする。Twitter: @ellenobrien0。ヨガジャーナルオンラインでは、毎週月曜21時から「自己肯定感を育てるマインドフルネス瞑想」の定期オンラインクラスを開催中。気になる人は、HPをチェックしよう。

ヨガジャーナルアメリカ版/「Online Group Meditation Is the New Way to Find Community, Stress Relief—and Even Love

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By ELLEN O'BRIEN
Translated by Hanae Yamaguchi

AUTHOR

ヨガジャーナルアメリカ版

ヨガジャーナルアメリカ版

全米で発行部数35万部を超える世界No.1のヨガ&ライフスタイル誌。「ヨガの歴史と伝統に敬意を払い、最新の科学的知識に基づいた上質な記事を提供する」という理念のもと、1975年にサンフランシスコで創刊。以来一貫してヨガによる心身の健康と幸せな生き方を提案し続けている。



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