【7割が効果を感じたと回答】瞑想サロンMelonによる、小学校でのマインドフルネス実施レポート

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【7割が効果を感じたと回答】瞑想サロンMelonによる、小学校でのマインドフルネス実施レポート

南 舞
南 舞
2021-10-17

マインドフルネス・サービスを提供する、株式会社Melonが【日本の学校教育にマインドフルネスを導入したい】という想いのもと、今春より小学生にマインドフルネスを実践してもらい、心身の健康を高めるためのプロジェクトを始動。プロジェクトの第1弾が終わり、2ヶ月のプログラム実践によりストレス解消の効果が期待できる可能性があるという結果が明らかに。このプロジェクト結果の概要と、結果を受けて感じたことや今後の展望について、代表・橋本大佑氏にお話を伺いました。

小学校でマインドフルネス・プログラムを実施したところ、約70%の子どもたちが「効果を感じた」と回答!

マインドフルネス・プログラムを小学校へ無償提供するという今回のプロジェクトは、5月中旬〜7月中旬あたりまでの8週間。マインドフルネス講師を派遣するのではなく、アニメーションを用いた10分程度の動画プログラム、『呼吸を観察するマインドフルネス』や『体を動かすマインドフルネス』などの様々なプログラムを見てもらうというスタイルで実施された。

「対象年齢は全国の小学生(4年生〜6年生)、合計279名。今回のプロジェクトでは、マインドフルネスの効果をより明らかにするために、マインドフルネス研究に詳しい、藤原忠雄 博士(兵庫教育大学)と高橋徹 博士(早稲田大学)が監修した『マインドフルネスの効果測定尺度』を実施前後に導入しました。いくつかの項目で成り立っているこの尺度、その中でも有意な結果が出たのは、【リラクセーション】と【ストレス反応】についての項目です。なんと約70%の子どもたちが、マインドフルネスを行ったことでリラックスした気持ちになったり、ストレスが低減したと感じたという結果になりました。」(Melon代表橋本さん)

マインドフルネスは大人向けのもので、子どもには理解が難しいといった印象を持たれがちですが、今回はそういった世の中のイメージを覆すものになりそうですね。効果測定尺度の中には、子どもの成長を語る上で注目されている【自己肯定感】に関する項目もあり、こちらには大きな変化がなかったそうですが、マインドフルネスの実践により、自分の気持ちとの付き合い方が上手になったり、レジリエンス が高まっていくと言われているので、長い目で見ていけば、自己肯定感も高まっていく可能性があると筆者は感じています。マインドフルネスに関する研究は、海外では多く見られますが、日本での研究はまだまだ少ないのが現状。そういった意味でも今回の取り組みはとても意義深いものになりそうです。

2ヶ月のマインドフルネス 実践による子どものストレス軽減効果
引用:『MELON、全国の小学校にマインドフルネス・プログラムを導入し、明確なストレス解消の効果を確認』レポート

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南 舞

南 舞

岩手県出身。多感な思春期時代に、臨床心理学の存在を知り、人の心に丁寧に寄り添っていくカウンセラーの仕事に憧れを抱く。臨床心理学、心理カウンセリングを学ぶために、大学院まで進み、「臨床心理士」資格を取得。現在は教育、企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとは学生時代にヨガスタジオの受付のアルバイトをしていた時に出会う。ヨガを始めたことで、身体が自由になっていく感覚に楽しさを感じたこと、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。普段のクラスでは、呼吸と身体を繋げ、人と比べず、自分らしくいれるようなヨガの時間を提供できるよう心がけている。

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