「ストレスは悪いもの」それホント?ストレスにまつわる3つの誤解とは|臨床心理士が解説

 「ストレスは悪いもの」それホント?ストレスにまつわる3つの誤解とは|臨床心理士が解説
Adobe Stock
南 舞
南 舞
2021-08-18
広告

ストレスと上手に付き合うために必要な心得とは?

心得その1:ストレスの感じ方には個人差がある

身長や骨格などに個人差があるように、ストレスの感じ方にも個人差があるので、誰かと比べても仕方がないもの。人がストレスに感じないことでも、自分にとっては大きなストレスになるというのはあり得ることです。『こんなことにストレスを感じるなんて』と思うのではなく、『私はこういうことでストレスを感じてしまうんだ』と理解しようとする姿勢を持つことが大切です。

心得その2:ストレスはなくすのではなく、うまく付き合っていく

残念ながらストレスを完全になくすことはできません。なので、『ストレスをなくす、減らす』という思考に囚われてしまうと、それがさらにストレスになってしまいます。ストレスはなくすことができないということを前提に、『うまく付き合っていくもの』という視点をプラスしてあげると良いと思います。

心得その3:無視せずに、耳を傾ける

ストレスが溜まってくると、身体や心に何かしらのサインが現れてきます。そうしたサインを無視することなく、理解しようと耳を傾けることが大切です。耳を傾け、必要なケアをすることで、ストレスが溜まって爆発するのを防ぐことができます。

ストレスに対する誤解、少しは解けましたか?ストレスに対する正しい理解とマインドを持つことがストレスの対処法の第一歩。自分はどうだったか今一度振り返ってみてくださいね。

広告
  • 2
  • /
  • 2

RELATED関連記事