「嫌いな人が夢に出てきてげんなり」人付き合い下手な私が実践する、人間関係のストレスを減らす方法

 「嫌いな人が夢に出てきてげんなり」人付き合い下手な私が実践する、人間関係のストレスを減らす方法
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昔から人付き合いが苦手だった筆者ですが、ここ数年はかなり人間関係に関する悩みは減ってきたように思えます。これまでたくさん悩んで考えてきたらからこそ、他人と繋がることの重要性も理解できるように。

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人間関係の悩みは尽きない

Obie Fernandez
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ITが進化して、インターネットやSNSが普及し色々なツールがある現代社会においては、人付き合いやコミュニケーションも多様化。便利になることが時に、私たちの悩みの種を増やすことでもあるなとしみじみ感じることが多々あります。

例えば、SNSの普及でメンタルヘルスに悩みを抱える人も増えたり、直接会わなくても人とコミュニケーションをとれるようになったことで誤解を生むことだってあります。

それでもここ数年、人間関係で試行錯誤した私は、結局は人と人との繋がりって私たちの暮らしを持続可能にしてくれる本質なんだろうなと気づくようになりました。

そう思えるようになったのは、「苦手だな」「嫌いだな」と思っていた相手と真っ向から向き合ってみることにしたから。

今の悩みの種の出会いや付き合いが、きっと価値のあるものとして実るのは少し先にはなりますが、出会えたこと、経験できることに感謝しながら真摯に向き合うことで悩むことも苦ではなくなってきました。

気の合わない友達との関係が辛い人、マウンティングに悩まされている人、職場の上司や部下との関係がテレワークでこじれてしまった人などの参考になればいいなと思っています。

苦手な人との向き合い方

Priscilla Du Preez
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1. 思いやりを持つ

苦手な人や嫌いな人を無理に好きになろうなんてしないでもいいと思います。合わない人はどう頑張っても合わないから。

けれど苦手な人に対してもできる限り思いやりを持つことは、筆者が大切にしていることの一つ。どんなに失礼なことを言われても、相手から非難されても、いじめられても、精一杯の自分なりの誠意を持って接するように心がけています。

もし、相手の方がただ単にいじめたいからなどの理由であなたが傷つく態度をとっているのであれば、私の経験談では大体その人の方から離れていきます。素直で、誠意のある人に対して、チクチク嫌味を言っていたり、意地悪をしてくるのは、周りから見ても風にしかうつりませんし、何よりそういった態度をとっている本人が一番苦しいはずです。

2. 相手に無理をして合わせない

自分を大切にすることも重要。これは、苦手な人や嫌いな人に限らず、親友だろうと、仲の良い人だろうと、意見が違ったら、無理に合わせる必要はないと思っています。

もちろん相手の考え方を否定する権利はこちらにはないので、尊重しつつ「自分はこうだから」と怯まないのも大切。

私自身、シンガポールという色々な人種が混ざった国に9年住んでいるため、たくさんの考え方や意見の衝突を経験してきました。

例えば、子どもを外で遊ばせたい派のわたしvs日焼けをさせたくないから外では遊ばせたくないという親御さんの衝突はたくさんあります。東南アジアでは、”肌の色が白い人(+ぽっちゃり〜肥満体型)=お金持ち”という価値観が根強く残っているため、外の公園で昼間に子どもたちが遊ぶことが本当に少ないのです。

もちろんそういった考えを持っているのは認めていますが、それに同意をしているわけではないので合わせることはありません。

素直でいる

やたらと自慢ばかりしてくる人に対して、いちいち「すごい!」と反応しないようにしています。本当にそう思ってないのに、嘘をつく必要はありません。

相手をいじめたり、不快にさせることをわざわざする必要はないとは思いますが、コミュニケーションも学びの場。心の底から「すごい」と思ったり、尊敬できるなと思えばその思いを伝えますが、本心ではそう思ってないのに、それを伝えたところで自分に対しても相手に対しても嘘をついていることになります。その方が失礼だしお互い苦しいだけ。

やたらと自慢してくる人がいれば、興味がないことを伝えるなどして流すようにしています。

あなたの周りにいる人はあなたに必要な人

Priscilla Du Preez
Photo by Priscilla Du Preez on Unsplash

ヨガの教えの中には、”あなたに必要なモノはあなたが欲しなくとも必ずそちら(そのモノ)からやってくる”という教えがあります。この教えは人間関係にも当てはめられると思っていて、自分の周りにいる人は、今の自分にとって必要な人だと思っています。

つまり、自分にとって必要のない人は自然と自分の前から消えていくということ。

ちょっと寂しいような気もしますが、ずっと続く友情もあれば、きっかけが有る無しに関わらず縁が切れることも自然の流れなのではないでしょうか。学生時代は毎日のように、顔を合わせていた友達も、大人になり就職や引っ越し、結婚、出産、育児などでそれぞれ環境は変わっていきます。それに応じて、連絡をこれまで通り取り合う中の友情もあれば、頻度が減ることや全く疎遠になることだってあるのです。

環境の変化や、時代の変化、生き方もこれだけ多様化している中で、付き合う人や、人との関係もそれなりに変化していくものではないでしょうか。

これまでの人生に色々な出会いと別れがあったけれど、すべてが今のわたしを作り上げてくれた価値のある出会いと別れだっとと胸を張って言えるように、今のあなたの周りにいる人を大切にしてあげられたらいいですよね。

そして、もし離れている人、疎遠になっている人と、これ以上心の距離が広がらないことを願うのであれば、今すぐ連絡してみて下さい。

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AUTHOR

桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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