お腹から腰回りに浮き輪のようについてしまう『浮き輪肉』。この浮き輪肉ができてしまう原因として、以下のことが考えられます。
・基礎代謝の低下
基礎代謝が低下すると脂肪がつきやすくなります。特に内臓を守っている場所のお腹には脂肪がつきやすいです。
・冷え
私たちの体は冷えると脂肪を溜め込もうとし、冷えていると脂肪は燃焼されにくいもの。女性の方が浮き輪肉に悩む人が多いのは、冷えやすい体質だからです。
この基礎代謝と冷えを引き起こす原因は、筋肉量の低下と筋肉の強張りからくる血行不良。ですから浮き輪肉を解消するには、筋肉をつけると同時に、伸ばす必要があります。多くの人がお腹周り=腹筋と連想すると思いますが、腹筋の中でも腹斜筋と呼ばれる部位にアプローチすることで、浮き輪肉解消につながります。
腹斜筋とはお腹の側面(脇腹)にある筋肉です。この腹斜筋は体をねじる、側屈、体幹を安定させる機能を持ちます。
上述のように浮き輪肉を解消させるには、腹斜筋を使う・伸ばすの2つをする必要があります。体幹を使いながら体を捻ることでこの2つを同時に叶えることができるので、普段のヨガポーズにツイストを加えれば、浮き輪肉解消につながるのです。
では実際にどんなポーズが効果的なのかご紹介します。
1)四つん這いになる
2)手と手の間に片足を出し、反対の脚を後ろに伸ばす
3)後ろ足のつま先を立てて、両手を曲げた方の膝に付きながら体を起こす
4)両手を前に伸ばす
5)前にある足と同じ方の腕を後ろに伸ばしながら体をツイストする
6)後ろに伸ばした手を前に戻しツイストの動きを繰り返す
※ポイント
・下半身を固定しながら行うことで体幹を使う
・腕だけでなくおへそから体を捻って腹斜筋にアプローチ
1)四つん這いになる
2)両脚を後ろに伸ばしてかかとから頭まで一直線のプランクの姿勢になる
3)両手はついたまま、お尻の側面が床に近づくくらいツイストをする
4)左右順番にお尻を振るのを繰り返す
※ポイント
お尻の位置が同じところ(プランクの位置)に戻るように気をつけて行う。
1)仰向けになり両手を横に伸ばす
2)両脚を天井に伸ばして、膝を90度に曲げる
3)膝を90度にキープしたまま、脚を横に倒してツイストをする。脚は完全におろさず、マットから浮かせたところでストップ
4)反対側にツイストし、マットから浮かせたところでストップ。これを繰り返す
※ポイント
両膝を離さないように気をつけて、ゆっくりとツイスト・戻るを繰り返してインナーマッスルに効かせる。
詳しいやり方や、他のトレーニングも動画でご紹介しています。毎日10分を2週間行えば-8cmも可能ですので是非実践してみてください。