【不安から行動…負のループとは？】つい動きすぎる人へ「リラ活」のススメ

あなたはなにか状況を変えたいときに、このままじゃいけないから「○○しなくてはいけない」「○○した方がいいよね」と、とにかく行動しないと始まらないと思っていませんか？

もちろん不安などが起爆剤になり行動するのはいいことです。でも「本当は心はやりたくないと思っているのに、不安や不足感から動かなきゃと自分で言い聞かせている状態」ときは要注意です。

なぜかというと、心が納得していないのに不安や不足感がベースで動くと、作中のわたしのように、行動できてもできていなくても結局また「不安や不足感から行動」してしまうハメになっちゃう危険性があるからです。

わたしは最近まで、無自覚に「行動することは正義」だと思っていて「不安、不足感から行動をする」のがクセになっていました。さらに「行動できた自分」は認めて「行動できない自分」はダメとジャッジをしていて、もうどう転んでも心が安らげない負のループだった……。

20代のときは気力があるからいいけど、アラフォーにもなると、「いい加減、自分に安らぎたい」「もうがむしゃらに動けない」と痛感するようになりました。でも今でもすぐ「不足感からの行動」をやってしまっているので、今回は、awake academyいずみさんの動画から衝撃を受けた内容を自分なりの解釈をシェアしたいと思います。

「行動することはそんなに正義なの？」テーマのお話から。

【そもそも人にはバイオリズムがで動いています。調子がいいときもあれば悪いときもある。陰陽図でもあるように、どちらか一方が良い悪いではなく真反対のものが両方あるからお互いが成立する。「行動しない」ができるから「行動する」ができる。そこに優劣はなくてどちらも価値があるもの】

これを聞いて「うわぁぁ、そっかぁぁ〜！」ってすごく納得しました。ついポジティブ（調子がいい、積極的）なときだけが正義で、ネガティブ（調子が悪い、消極的）なときは悪いことみたいにとらえがちだけど、バイオリズムの中で、ネガティブなとき、動きたくないとき、なにもかもが面倒なとき、やってらんないときの感覚があるから、ポジティブなとき、動きたくなるとき、ヤル気があるとき、やさしく捉えられるときの感覚も分かることができる。そこに良し悪しはなく、どちらも同等の価値があるものだったんですね。本当に目が醒めた気分でした。

それを知ってリラ活を始めてみました。（自分で命名）

リラ活とは、まずはリラックス（静）してから、その日のタスクにとりかかる（動）こと。ほんの3分でもいい。おいしいコーヒーを飲んでから、大好きなアーティストの音楽を1曲聴いてから腰を上げる。「○○した方がいいよね」って思うときは、潔く「これ本当はしたくないってことやわ」と認めて、「あえて行動しない」を選択してみること。

不思議なもので、「ムリして行動をしない」をしていると、フと「あ、あれやろう」って自然と動きたくなる時がくるんですよ。当たり前だけど忘れがちな「心地よく動かない＝エネルギーを貯め高めていっていること」なんやなって改めて感じました。ある程度エネルギーを充電したそのときに、パッと動けばいいんやっと、ひとつ自分に安心できるコツを学べた感じです。

現実を変えるには行動は必須、正しいしすばらしいことです。ですが「エネルギーがたまって思わず動きたくなる感じ」か「やったほうがいいよねと、不安から重い腰をあげる感じ」なのかその感覚を自身の体で感じるとることはとても大事だと思います。くりかえしますが、行動しない、動かない＝サボっているわけではなく、行動すると同じ価値。しんどかったら動かなくていい。やぶからぼうに動かなくてもいい。まずは好きなことして、リラックスして、充電できてから動けばいい。

同じ自分に言い聞かせるなら「○○したほうがいいよね」ではなく「リラックスしてからでいいよね」にかえていこうと思いました。リラ活でどう変化するか実験を始めたら、リラ活3日目くらいに4コマ漫画の連載が決まりました＾＾

偶然かもしれないけど、なんかこれでいいのかもと思えました。これからも、潔く静と動のきりかえを意識していきたいなと思っています。