世界で広がるエコ活動【Plastic Free July】あなたが今からできる脱プラ生活のヒント

 世界で広がるエコ活動【Plastic Free July】あなたが今からできる脱プラ生活のヒント
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世界で毎年行われているプラスチックの消費を削減しようとする運動のPlastic Free July(プラスチックフリージュライ)。「レジ袋にNO」というものから「完全にプラスチックフリーな生活にする」というものまで、チャレンジの内容は人それぞれ選べるのが特徴。「難しいこと」と諦めないで、ちょっとでも自分のできることからプラスチック問題に対して向き合ってみませんか?

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Plastic Free Julyとは

 Merakist
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”Plastic Free July”(プラスチック・フリー・ジュライ)は、日本語では”脱プラスチック7月”と訳すことができます。これは、7月中に行なわれる参加型のエコ活動。チャレンジの期間や内容を自由に選ぶことができるため、自分のライフスタイルに合わせて実践することができるのが特徴。

主催しているのは、Plastic Free Foundation(プラスチック・フリー・ファウンデーション)。2020年には世界177カ国から3億2,600万人が、地球の未来のために参加したそう。

チャレンジに参加したことで、7月以降もそれが習慣に変わったという人も多数のイベントで、毎年注目を集めるエコ活動の一つです。

そもそもプラスチックの何が悪い?

Naja Bertolt Jensen
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日本でも昨年、レジ袋有料化なるなどプラスチック削減に対して積極的に関わる人が増えてきています。とは言え、その背景にあるプラスチックゴミ問題については、もしかしたらまだご存知ない方も少なくないかもしれません。

世界の海に存在するプラスチックごみは1億5,000万トンにのぼり、毎年800万トンものプラスチックごみが新たに流入していると推測されています。プラスチックごみが生態系に与える影響は深刻。プラスチックごみを誤食して命を落とす海洋生物が後を絶ちません。また、海底に蓄積されたプラスチックごみが、サンゴや海草といった植生に甚大な被害を与えているとの報告もあとを絶ちません。

参加は簡単!Plastic Free Foundationへアクセス

Corinne Kutz
Photo by Corinne Kutz on Unsplash

Plastic Free Julyは無料で参加することができます。参加する場合は、公式HP(英語のみ)にアクセス。登録のページから名前、メールアドレス、エコ活動の状況(初めてのPlastic Free Julyの参加かどうかなど)、どこでプラスチックフリーの活動(自宅やオフィスなど)をするか、どんなプラスチックフリーチャレンジ(使い捨てプラスチックを使用しない、マイボトルなどを持ち歩く など)をするか、参加期間(1日、1週間、今後ずっと など)などを入力。全て選択式なので考える必要はありません。チャレンジ内容を決めて送信したら、参加者としてカウントされる仕組みでとてもシンプル。

できることからコツコツと

Pierre Leverrier
Photo by Pierre Leverrier on Unsplash

エコ活動は自分のできることからコツコツと続けることがとても大切。特にエコ活動をはじめたばかりの人に多いのが「何かをしたい」という気持ちが強いあまりに、自分のライフスタイルに合わない困難なチャレンジを自分に課してしまうこと。もちろん、それができたことに越したことはないけれど、いきなりゼロウェスト(ゴミゼロの生活)などにチャレンジするのは社会的に生きるわたしたちにはとても困難なチャレンジ。

小さなことでも、それが続けてできることが、持続可能な暮らしに導いてくれると信じて。今からでも遅くない!ぜひPlastic Free Julyにチャレンジしましょう!

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AUTHOR

桑子麻衣子

桑子麻衣子

1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。



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