【30代、なぜしんどい?】30代が陥りやすい"人生の危機"への対処法とは

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【30代、なぜしんどい?】30代が陥りやすい"人生の危機"への対処法とは

南 舞
南 舞
2021-05-25

30代が陥りやすい危機、その対処法をあなたは知っていますか?

30代を心理学的に読み解くと?

発達心理学者のエリクソンは、人の人生を8つの段階に分け、その段階ごとに起きる心理的な課題や危機、課題を達成することによって得られることをまとめた【心理社会的発達理論】というものを提唱しています。この理論によると30代はちょうど『初期成人期』にあたり、この段階の発達課題と危機にはそれぞれ以下のような特徴があります。

初期成人期の特徴

・課題と危機は【親密性と孤独】

・この課題の達成で得られるものは【愛情】

親密性とは、自分という存在をしっかり確立した上で、他者と親密な関係を結ぶ能力のこと。つまり30代は『自分を理解した上で、人とのつながりを充実させていくのが大切』な年代と言えるでしょう。30代になるとこれまでよりも自分を取り巻く人間関係が変化していきますね。例えば、仕事の中では中間的な立場となり上司・部下や後輩の間に挟まれる、プライベートでは、恋人や夫婦などのパートナー関係を結び、相手の家族や親戚付き合いが増える、あるいは子供が生まれ親になるとか。あるいはあんなに仲良くしていた友人たちなのに、それぞれの生活の事情で会う回数が激減するなど…つながる人の数だけではなく、質が大きく変わっていきます。筆者の周りにも様々な生き方をしている30代の人たちがいて、皆それぞれに充実しているように思えますが、やはり悩みが全くない訳ではありません。ほとんどの人が共通して口にする悩みが人とのつながりに関することです。SNSなどの普及によって『あの人と比べて私の生き方はこれでいいのか』とか、自分だけ置いていかれている気がして『なんか漠然と孤独…』といった声、また『人とつながりたいけど、密になるのがしんどい…』といった悩みを聞くことが多いように思います。

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南 舞

南 舞

岩手県出身。多感な思春期時代に、臨床心理学の存在を知り、人の心に丁寧に寄り添っていくカウンセラーの仕事に憧れを抱く。臨床心理学、心理カウンセリングを学ぶために、大学院まで進み、「臨床心理士」資格を取得。現在は教育、企業にてカウンセラーとして活動中。ヨガとは学生時代にヨガスタジオの受付のアルバイトをしていた時に出会う。ヨガを始めたことで、身体が自由になっていく感覚に楽しさを感じたこと、周りと比べず自分と向き合っていくヨガの姿勢に、カウンセリングの考え方と近いものを感じ、ヨガ講師になることを決意。普段のクラスでは、呼吸と身体を繋げ、人と比べず、自分らしくいれるようなヨガの時間を提供できるよう心がけている。

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