【知ってた?】一瞬でポーズが決まる!2つの足首の使い方

 【知ってた?】一瞬でポーズが決まる!2つの足首の使い方
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皆さん、ヨガポーズに取り組む時に足首を気にしたことはありますか?「何となく……」ではもったいない!実は足首の使い方ひとつでポーズ全体が変化するのです。まずは基本となる2つの足首の使い方から確認していきましょう。

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【基本】足首の使い方2つと筋肉の働き

足首ポイント

足首の前(甲側)を伸ばした状態を足首ポイントといいます。

足首ポイント
足首ポイント illustration by イラストAC

ではこの時どこの筋肉が働くのかを確認しましょう。バレリーナのようにつま先を伸ばし足首ポイントにしてみると、足の裏やふくらはぎの筋肉が働くのを感じられると思います。つまり足首ポイントの時は、足裏~脚の後ろ側の筋肉が働いています。

足首フレックス

足首の前(甲側)を曲げた状態を足首フレックスといいます。

足首フレックス
足首フレックス illustration by イラストAC

今度はどこの筋肉が働くでしょうか?かかとを押し出して足首フレックスにすると、足首の前側から脛の筋肉が働くのがわかると思います。つまり足首フレックスの時は、足首~脚の前側の筋肉が働いています。

足首は全身と繋がっている

足首を動かすことで、それぞれ働く筋肉が見えてきました。この足首を動かす筋肉たち、実は体全体に繋がりがあります。私たちの体にはアナトミートレインと呼ばれる、筋肉を包む膜同士の繋がりがあります。この繋がりによって、足首の使い方ひとつで体全体が変化する仕組みになっているのです。

人体
筋肉は筋膜で繋がっている illustration by イラストAC

<大まかな筋膜の繋がり>

・体の後ろ/足裏~おでこまで

・体の前/足の甲~頭まで

足首を動かす筋肉の膜が、実は頭の方まで繋がりをもっているなんてスゴイですよね!では「足首ポイント」と「足首フレックス」、この2つをどう使えばポーズが決まるのか?具体的に見ていきましょう。

「戦士のポーズ3」で足首の使い分けをチェック!

今回は例として「戦士のポーズ3」でよくありがちな姿勢と、ポーズが決まりやすくなるお勧めの足首の使い方をご紹介します。

ありがち姿勢その1

×背中や腿裏の筋肉が働いていない/上体や脚がぶら下がっている

ぶらさがり
体を一直線に保てない……。

【ポーズが決まる!足首の使い方】足首ポイント

◎足裏やふくらはぎの筋肉を活性化/腿裏や背中の筋肉が働きやすくなる

ポイント
持ち上げた脚を足首ポイントに!足裏から背中側の筋肉を意識して。

 

ありがち姿勢その2

×お腹の筋肉が抜けている/体が反りかえっている

そりかえり
お腹がベロンと伸びきってしまい、腰が痛くなる原因に!

ポーズが決まる!お勧めの足首の使い方】足首フレックス

◎脚の前側の筋肉を働かせる/腹筋にも力が入りやすくなる

フレックス
持ち上げた脚を足首フレックスに!脛や前腿、腹筋が働くのを感じてみて。

足首の使い方は”こうでなければならない”という決まりはありません。また流派によって考え方が異なることもあります。なので基本的な体の仕組みを理解したうえで、ぜひ色々な使い方をトライしてみてください。足首の使い方でポーズがどう変化するのか?自分の体との対話を楽しんでくださいね。

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AUTHOR

のぐちかなこ

のぐちかなこ

専業主婦からヨガ講師へ。大手ヨガスクールにて全米ヨガアライアンスの講義 (RYT200/RPYT85)及びヨガレッスンを年間1,000時間以上担当。2018年に独立し〈あんどYOGA〉を立ち上げる。現在もヨガインストラクターの養成に携わりながら、特に産前産後に関するヨガや新米ヨガインストラクターサポートに力を注いでいる。オンライン講座も多数開催中。プライベートでは三姉妹の母。あだ名はかーちゃん。



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