痩せたい人は糖質制限しすぎない方が良い?その理由と上手に食事するコツ

 痩せたい人は糖質制限しすぎない方が良い?その理由と上手に食事するコツ
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君嶋瑠里
君嶋瑠里
2021-04-13
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糖質制限し過ぎてはいけない4つの理由

1.太りやすくなる

まず、糖質制限によってエネルギー源がなくなっていくので、体は少しでも大事なエネルギーを蓄えるために太りやすくなります。食事制限をやめた途端にすぐリバウンドしてしまいます。

2.脂質の摂り過ぎで動脈硬化を招く

好きなものを食べていいからとお肉ばかりを食べてしまうと脂質の摂り過ぎとなり、中性脂肪を増大させてしまいます。そうなると動脈硬化を招くなど、健康を損なうことにもなりかねません。

3.脳が働かなくなる

糖質は脳の唯一のエネルギー源のため、活動する上で欠かすことはできません。仮に不足すると集中力が低下したり、意識が朦朧としたりしてしまいます。

4.筋肉がなくなり、体力低下を招く

糖質はグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられ、必要な時にエネルギーとして消費されます。しかし不足すればタンパク質を分解しエネルギーとして消費させてしまうため、筋肉を失い、痩せたとしても貧相な見た目になり、体力低下も招いてしまいます。

運動と合わせて糖質をうまく摂るべき!

筋トレや有酸素運動、さらにヨガをやる場合でも食事からの栄養は意識しておく必要があります。糖質は体にとってのエネルギーとなるため、枯渇すれば途中でバテてしまい、最後まで運動を行うことができなくなるからです。糖質は運動の効果を高めるのに大きな役割を担っているのです。

どのくらい糖質は必要?

糖質は1日で摂る総カロリーのうち、約50%は必要とされています。よく、朝はパンだけ、お昼は麺類のみという炭水化物だけの食事で済ませてしまう人もいますが、バランス良く栄養を摂ることが大切です。バランスの良い食事とは、ごはんやパンなどの糖質がメインとなる主食、肉や魚など、たんぱく質が多く含まれる主菜、ビタミン、ミネラル、食物繊維が摂れる副菜で構成します。さらに血糖値上昇を緩やかにするためにも、食べる順番を意識してみましょう。最初に野菜を食べ、その後にタンパク質が多いおかず、最後に炭水化物を摂るのが効果的です。糖質を最後にすることで、食べ過ぎを防ぐことができます。

まとめ

今回は、糖質が体にとって欠かせない理由と糖質制限のデメリット、そして食事するコツについて紹介しました。極端な糖質制限は一見効果が大きいと思いがちになるものの、食事はバランスが崩れると健康を損ねてしまう原因にもなります。糖質と上手に向き合って、健康的で美しくダイエットが出来るといいですね。

※ただし、糖尿病などの疾患をお持ちの方は医師の指示に従った食事療法を行ってください。

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君嶋瑠里

君嶋瑠里

2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得



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